ICT(情報通信技術)市場において、メタ情報を利用するセマンティック技術システムに注目が集まっています。これまで人間が行ってきた、「情報が持つ意味の理解」を機械に任せることで、生産性の向上、より高度な情報処理が実現すると期待されています。
情報の持つ意味を機械に理解させる試みは、Webサービス提供者にとっても関心の高いトピックとなっています。情報量が日々増大する状況において、情報の保持から情報の活用に価値を見いだすという流れが生まれているからです。
本サービスは、Webページのコンテンツにキーワードを埋め込み、セマンティック技術と連携可能なメタ情報の生成をお手伝いするものです。これによりWebサイトの情報も、可能な限り活用可能な形で蓄積することができます。
メタ情報とは
メタ情報とは、「ある情報に関する情報」を指す言葉であり、メタデータとも呼ばれます。元の情報を説明・分類するためのキーワードであり、書籍を例にとると“タイトル”や“著者”、“発行年月日”、“価格”などが挙げられます。
利用例として、複雑な条件を指定できる、携帯電話会社の機種検索ページがあります。“色”や“形状”、“大きさ”といった、携帯電話の持つ特徴をメタ情報として扱うことで、「赤色の折りたたみ型」や、「300万画素以上で、なおかつ薄い」など、柔軟な組み合わせを実現できます。また、ページの利用者が指定した条件を分析することで、ユーザーがどのような携帯電話を望んでいるのかといった調査も可能でしょう。
高度なメタ情報の利用例としては、生命科学分野における情報処理が挙げられます。生命科学において、研究に必要となるデータはフォーマットやそのデータ構造が異なり、かつ各事象が複雑に絡み合ったものとなっています。このような条件下で、情報処理の柔軟性を高めるため、メタ情報を利用したデータマイニングが研究され、利用されています。
メタ情報提供支援サービスとは
Webサイトにも、ページのタイトルや最終更新日など、さまざまなメタ情報が存在しています。しかし、それらすべてのメタ情報が、Webサイトから容易に取得できるわけではありません。これは、Webページにおいて、メタ情報を表現する仕組みが豊かではなく、また統一されていなかったことに起因します。
メタ情報提供支援サービスは、注目を集めるセマンティック技術と連携可能なメタ情報を、Webサイトに導入するものです。
メタ情報を埋め込むページの内容や構成情報にあわせ、ページのテンプレートやHTML文書にキーワードを埋め込みます。キーワードはセマンティック技術にて共通に利用されている語彙(メタ情報の種類)を選択し、相互運用性を高めます。
なお、セマンティック技術システムの導入や開発などは、メタ情報提供支援サービスの対象外であることにご注意ください。
サービスの流れ
- ヒアリング
メタ情報を利用する目的を理解し、適切な埋め込み範囲を設定します。
- キーワードの埋め込み
選択したメタ情報を、Webページの各情報に結び付けます。
- 解説文書の作成
埋め込んだメタ情報についての解説と、コンテンツの追加・更新時における手順を含む、解説文書を作成します。
- 納品
メタ情報を関連付けたHTML文書と、解説文書をセットで納品します。

