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福利厚生としての治療室の役割

2014年5月9日

広報チーム
三宅 祐子
鍼(はり)・あん摩マッサージ指圧治療風景

ミツエーリンクスには、福利厚生として社内に鍼(はり)・あん摩マッサージ指圧の治療を受けることができる治療室があります。月~木の週4日、夕方から夜にかけて4時間開室していて、希望者は30分~1時間程度の治療が受けられます。

鍼・あん摩マッサージ指圧とはどのような治療なのか?

鍼治療とは、髪の毛くらいの細い鍼を皮膚に刺入することで、からだの表面(皮膚や筋肉)に分布する感覚神経を刺激し、中枢神経系(脊髄や脳)を介して全身のバランスを整える治療です(なお、熱で刺激をする灸治療も、鍼と平行してよく使われますが、オフィス内では火を使うことができないためおこなっていません)。肩こりなど血液の循環が悪くなって起きる症状や、さまざまタイプの痛み、自律神経がバランスをくずして起きる症状などに対して効果があると考えられています。

肩こりや腰痛、スポーツ障害などの神経系・運動器系疾患をきっかけに鍼灸治療を受けるかたが多いのですが、WHO(世界保健機構)は、神経系や運動器系疾患だけでなく、循環器系、呼吸器系、消化器系、代謝分泌系、生殖・泌尿器系、婦人科系、耳鼻咽喉科系、眼科系、小児科系のさまざまな疾患に対して鍼灸治療の有効性を認めています。

あん摩・マッサージ・指圧治療とは、正確には3つそれぞれの定義が異なりますが、基本はどれも治療者の手(時には足も)を使って筋肉をもみほぐし、血行の改善、むくみの改善、関節可動域の上昇をめざすものです。治療方法によっては、気持ちを落ち着けたり、または上昇させたりすることもできるといわれています。

治療室の役割

肩こりや腰痛をはじめ、身体に何らかの症状があれば仕事の効率は落ちてしまいます。治療を受けることで身体が楽になれば効率が上がりますし、仕事を早く終えた分、余暇を楽しむことができればと思い始めた治療室ですが、開室から2年がたち「症状を緩和する」だけではない役割を感じています。

たとえば、午睡はその後の仕事効率を上げるという研究結果がありますが、治療時間の30分を、普段睡眠が足りていないかたに治療と同時に「休み時間」としても使ってもらうことが可能です。

また、鍼灸治療では「痛みがあれば痛みを取る」といった対症療法だけではなく、「なぜその痛みがでているのか、その原因をみつけ、身体全体のバランスを整えていこう」という考え方で治療方針をたてていきます。たとえば頭痛を伴うような強い肩こりの原因は、普段の姿勢や運動量だけでなく、飲食や睡眠のとりかたなどに原因があるのかもしれません。ストレッチの方法とともに「辛いものを少し控えてみては」といったアドバイスを添えることで、自分の生活を見直すきっかけになり、よりよい身体環境をつくっていってもらえればと考えています。