Flashコンテンツ変換
Flashの魅力はそのままに、HTMLで新たな形へ

2017年7月、アドビシステムズから2020年をもってFlash Playerのサポートを終了することが正式に発表されました。それに伴い、各ブラウザベンダーも段階的にサポートを廃止していくことを公表しています。
主要ブラウザ毎のFlashに関するロードマップや方針について
どのブラウザについても、2019年の末にはFlash Playerがデフォルトで無効化されることが決まっており、以降の利用にはユーザー側で有効化の手順が必要になります。また、サポートが完全に廃止された後はブラウザからFlash Playerが削除されるため、Flashコンテンツをブラウザで見る手段は無くなると予想されます。
動きの滑らかさや作りやすさから、Flashアニメーションが一世を風靡した時代もありました。当社でもこれまで、Flashを用いて多くのコンテンツを提供してきました。以前はFlash Playerがほとんどのブラウザにプリインストールされており、どの環境でも同一の表示や機能を提供することができましたが、マルチデバイス化が進むなか、全ての端末で同じ見た目を提供することの意義は薄れています。幸いなことに、これまでFlashがプラグインとして提供してきたほとんどの機能を代替することができることから、今ではWeb標準技術であるHTMLを積極的に使用することが推奨されています。
当サービスでは、既存のFlashコンテンツを将来にわたり継続的に提供するためのサポートをいたします。
サービス概要
Webサイト上にあるFlashコンテンツを把握したのちパフォーマンス、運用のしやすさ、アクセシビリティなど、さまざまな観点から最適な提供の仕方を検討・立案し、Flash Playerに依存しない新しい形で再現します。
サービス特長
より堅牢に
プラグインに依存したコンテンツはプラグイン自体の脆弱性により、予期せぬ危険にさらされてしまうこともあります。Web標準技術を用いることで、より強力なセキュリティのもとでコンテンツを提供することが可能です。
より高パフォーマンスに
グラフィックに特化したWeb技術であるWebGLなど、より低いレイヤーのAPIを用いて実装を行うことで、高パフォーマンスでコンテンツを提供することが可能です。
よりアクセシブルに
HTMLで作ることでコンテンツに文書構造を付加することが出来ます。また、Flashでは提供できなかった画像の代替テキストを提供したり、WAI-ARIAを使用してアクセシビリティを強化することができます。
サービス詳細
現状調査・ヒアリング
まずはサイト上にあるFlashコンテンツを精査し、一覧化します。合わせて、詳細なご要件のヒアリングを行います。
要件定義
コンテンツをHTMLに変換することが最適とは限りません。単なるアニメーションバナーであっても、適切なHTML要素を用いてよりセマンティックに制作することが望ましいでしょう。場合によってはコンテンツを動画に変換しHTMLで再生させたほうが適している場合もあります。HTML・Flashの両方のコンテンツを数多く制作してきた当社ならではの視点で、コンテンツの提供方法を立案いたします。
こんなときにオススメ!
独自のビデオプレイヤーを作りたい!
これまでは古いブラウザに対応するため、ブラウザでの動画再生にはFlash Playerが多く使われてきました。今では、ほとんどの動画はHTMLを用いて再生、JavaScriptを用いてコントロールすることができます。当社では映像・音声制作サービスも行っており、プレイヤーからコンテンツまで、一括してご提供が可能です。
Flashコンテンツをマルチデバイス対応させたい!
HTMLで作り直すことでFlashコンテンツのもつ表現力はそのままに、画面サイズや端末に最適なレイアウトを実現することができます。
とにかく動くようにしたい!
Webサイト上ではなくAdobe AIRを用いてアプリケーションとして提供する方法があります。AIRアプリケーションとして制作する場合、元のソースコードをそのまま使えるのでコスト削減にもつながり、同時にスマートフォンでも再生できるようになります。
サービスフロー
- ヒアリング
- お見積もり
- 調査・要件定義
- (必要に応じてリデザイン)
- 実装・検証
- ご納品
お問い合わせ・ご相談
サービスのご相談やお見積もり、事例についてなど、お気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル受付:平日9:00~18:00(土・日・祝日・年末年始を除く)
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リッチコンテンツ
- HTML5コンテンツ制作
- Flashコンテンツ変換
- スクリーンセーバー
- サービス一覧
- ソリューション一覧