使いやすさを超えたユーザビリティテスト実践方法(2019年11月15日開催)

2019年11月15日、当社セミナールームにて「使いやすさを超えたユーザビリティテスト実践方法」を開催しました。

モバイルの普及でWebサイトの多様で流動的な利用シチュエーションが生まれ、多くのサイトである一定のユーザビリティが担保され始めた今、従来のような検証タイプのユーザビリティテスト(ユーザーの目的達成ができるか)の視点だけでは明確な課題を捉えきれなくなっています。
本セミナーでは、今後、Webサイト改善に向けて企業はどのようにユーザビリティテストを実施していくべきかを、動画を使用した事例を用いながら、UXリサーチャーの亀山が詳しくご説明いたしました。

亀山の講演の様子

前半では、実際よく見受けられるユーザビリティテストの例を紹介。タスク設計の際、作り手の希望に沿ったものを設計していないか、インタビューの際、ユーザーの声のみに引っ張られて問題を見落としていないか、バイアス質問(調査の内容を回答者に推測させてしまうような質問)をしていないか、という課題を捉えきれない原因3つを示しました。

後半では、前半の課題をもとに、これから必要なユーザビリティテスト設計の考え方について言及。また、テストの結果から、データをどう読みデザインにつなげるかまでの思考プロセスについて、ありがちなUI改善議論や図表などを示しながらご説明いたしました。

最後に亀山は、使いやすさを越えたユーザビリティテストの問題を改善するためには、ユーザーをしっかりと観察し、その言動の背景をよく考察する必要があると強調し、セミナーを終えました。

アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)

  • 余分な内容がなく、しぼられた内容になっておりとても参考になりました。
  • 従来のユーザビリティテストの問題でご紹介いただいたバイアスの質問がどうよくないのか、どうしたらユーザーの意見を引き出すことができるのか理解できました。
  • 講師のお話の内容、資料、ともに分かりやすくあっという間の2時間でした。
  • 動画での実例を見せてもらえ、課題と改善が分かりやすかったです。