脱CMS?Web高速化の切り札「Adobe Experience Manager Sites Edge Delivery Services」の魅力(2025年7月9日開催)
2025年7月9日、「脱CMS?Web高速化の切り札「Adobe Experience Manager Sites Edge Delivery Services」の魅力」をオンラインで開催しました。
企業サイトのCMSに求められる要件が高度化する中、本セミナーでは、アドビ株式会社の金子氏をゲストに迎え、「Adobe Experience Manager」 の新機能「AEM Sites Edge Delivery Services」に焦点を当て、新たな運用スタイルについて解説しました。 WordやExcelなどツールでWeb運用が可能になる仕組みや、表示速度を向上させる技術的特長を紹介。グローバル企業での活用事例も交えながら、今後のCMS選定やWeb戦略のヒントとなる内容をご紹介しました。

金子氏と榛葉の講演の様子
まずは、Webサイトの表示速度の課題を背景に、Adobe Experience Managerの新機能「Edge Delivery Services(EDS)」が実現するWeb高速化の仕組みを説明しました。普段使いなれているWordやExcel、Google Docsで作成した記事をそのままWebページとして公開できるだけではなく、Google Page Speed Insightsによるサイトパフォーマンス評価で高評価を得られる点についても解説しました。 次に、生成AIとの連携について説明しました。AIツールにプロンプトを入力するだけでコンテンツの修正やデザインの変更ができるだけできるほか、既存コンテンツの移行まで自動で行える仕組みについても実例を交えて解説。CMSのリプレイスや企業サイトの再構築を検討されている方にとって、多くの示唆と実践的なヒントが得られる内容となったのではないでしょうか。
テクノロジーアンバサダー 榛葉からのコメント
この度はセミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
この度は、多くの皆さまにご視聴いただき、誠にありがとうございました。昨年開催したAEMセミナーの3倍を超えるお申し込みをいただき、アドビ様とともに、より多くの皆さまにAEMの最新動向をお届けできたことを、大変うれしく思っております。アンケートでも、たくさんのポジティブな反響をいただき、心より感謝申し上げます。また、アンケートを通じて追加のご質問もいただきましたので、以下に回答させていただきます。
約1,800ページの知識コンテンツを公開しており、今後も増えていく見込みです。このような比較的大規模な情報サイトに対して、Adobe Experoence Manager Sites Edge Delivery Servicesは適しているのでしょうか?
セミナー内でもご紹介した Edge Delivery Services の公式サイト(https://aem.live)のFAQに、同様の質問が掲載されています。
How big are the biggest Edge Delivery Services sites?
The biggest sites have over 100k pages and hundreds of authors.
「Edge Delivery Servicesを利用している最大規模のWebサイトは、どのくらいの大きさですか?」という問いに対して、「10万ページ以上、数百人の執筆者による運用が行われています」という回答が記載されています。実績ベースで考えると、1,800ページ規模のサイトはまったく問題なく対応可能です。ぜひご参考にしてください。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- ホームページのリニューアルを検討する上で、情報を得ることができました。
- Webサイトが早くなる、という視点はここ最近で一番感じた課題で刺さりました。
- AEMに関する知識が習得でき、将来的なCMS検討に役立つと思いました。