Google アナリティクス 4 (GA4) 探索レポート 活用セミナー(2025年10月21日開催)
2025年10月21日、「Google アナリティクス 4 (GA4) 探索レポート 活用セミナー」をオンラインで開催しました。
普段Google アナリティクス 4 (GA4)使用したデータ抽出を行っているが、探索レポートの活用に課題を感じている企業のWeb担当者に向けて、探索レポートの基本的な使い方をテーマとしたセミナーを開催しました。GA4の探索レポート機能の概要を解説するとともに、実際の作成例を紹介し、データ抽出・運用に役立つ操作方法について説明しました。

宮本の講演の様子
はじめに、Webサイトの分析におけるGAレポートの種類と特徴について紹介しました。標準レポートは Webサイト全体の状況を俯瞰的に把握できる一方で、探索レポートは標準にはない自由自在なディメンションや指標、セグメントの組み合わせによる詳細なユーザー行動分析が可能であると解説しました。
次に、探索レポートの基本概要として、豊富なテンプレート、柔軟かつ精緻な分析、高い操作性の3点を取り上げました。テンプレートを活用すれば必要項目を設定するだけで高度な分析が可能であり、グラフや表のカスタマイズやセグメントの利用で、より精緻な分析も行えます。また画面上のドラッグ&ドロップ操作により、初心者でも直感的にレポート作成が可能なほど扱いやすいインターフェースが特徴です。そして、しきい値の適用やサンプリング、プロパティ間での複製など分析結果の正確性や解釈に関わる注意点など、目的に応じたディメンション・指標選択の重要性も解説しました。
最後に、実際のGA4探索レポート画面を用いて、各流入元別の訪問者の月次レポートを作成する手順を紹介しました。ディメンションや指標の設定方法、データの表示設定まで具体的に説明することで、担当者にとって自社で分析を行う際のイメージが持てる内容となったのではないでしょうか。
アナリスト 宮本からのコメント
この度はセミナーへのご参加、誠にありがとうございました。昨年11月の公演時と同内容のセミナーを開催させていただきましたが、「初心者でもかなり分かりやすい内容で、操作画面でも説明をしてくださったのでとても良かったです。」「GA4のレポートの作り方が非常に分かりやすかった。」など好評をいただき、皆さまのお役に立てる情報をお届けできたことを大変嬉しく思っております。ぜひ、業務での探索レポートの活用に参考になれば幸いです。一方で、「自由形式」以外のレポートや、探索レポートの作成事例などは充分に解説しきれませんでした。これらの課題も踏まえまして、分析の実例など、実践的な題材を取り扱ったセミナーも開催できればと考えています。当社にはGA4に精通した分析のスペシャリストが多数在籍しています。各担当者が皆さまにヒアリングを行い、課題解決に向けて全力でサポートいたします。GA4や探索レポートの活用で課題を少しでもお持ちであれば、お気軽にミツエーリンクスにご相談くださいませ。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- ディメンションごとの細かい違いなどの説明もあり、探索レポート初心者にもわかりやすかった。
- ページパスとクエリ文字列、とロケーションの違いや、ユーザーの参照元とセッションの参照元など、日ごろなんとなく疑問だったことが理解できました。
- GA4は普段使用していますが、使い方がうまくまとまっているサイトなどがあまりなく、使い方をいつも調べながらしており苦労していたため、各項目の説明などが分かりやすく活用できると思いました。