「ググる」から「AI要約」へ。選ばれる企業の映像・音声戦略(2026年9月17日開催)
2026年9月17日、AI検索の普及によるWeb施策への影響や、AIによる生成も含めた、動画・音声の活用に関心を持つ方を対象に、『「ググる」から「AI要約」へ。選ばれる企業の映像・音声戦略』をオンラインで開催しました。本セミナーでは、AI検索時代に動画・音声コンテンツが担う役割と、企業への「理解」と「信頼」につなげる情報発信について解説しました。

講演の様子
AI検索時代に、企業ならではの価値をどう届けるか。本セミナーでは、情報収集の変化を背景に、企業への「理解」と「信頼」につなげる映像・音声の活用を解説しました。
映像パートでは、AIの要約だけでは伝わりにくい、企業のこだわりや価値観を動画で補うことを提案し、ユーザーの疑問を解消する「課題解決型動画」と、企業の世界観や人の思いを伝える「情緒型動画」を紹介しました。制作事例を通じて示されたのは、理解と共感の両面から、企業やサービスの選択を後押しする動画の役割です。自社の課題に合った動画を蓄積し、改善を重ねることの重要性にも触れました。
音声パートでは、動画の伝わり方を支える音声品質と表現に着目しました。人のナレーションとAI音声の特徴を比較し、目的や届けたい相手、更新頻度に応じた使い分けを整理しました。多言語展開のデモを交え、活用の可能性と確認すべき点にも触れました。
最後に、生成AIを活用した動画制作事例を紹介しました。人が企画や編集を担い、伝えたい内容に応じて実写映像とAI生成映像を組み合わせるという考え方です。AIが情報を届ける時代だからこそ、企業ならではの価値を映像と音声で伝え、理解と信頼につなげることの重要性を示しました。
企画構成 / プロデューサー 小畑からのコメント
このたびは、本セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。AIが情報を届ける時代だからこそ、「理解をつくる映像」と「信頼をつくる映像」、その両方の価値が今後、ますます高まっていくと考えています。今回のお話が、皆さまのこれからの映像活用を考えるヒントになりましたら幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
エディター / ディレクター 野中からのコメント
このたびは、セミナーにご参加いただきありがとうございました。AI検索時代における動画の活用方法についてご理解を深めていただけたなら幸いです。また生成AI動画の活用も積極的に行っておりますので、こちらもご認識いただければと思います。
サウンドディレクター 伯耆からのコメント
このたびは、セミナーにご参加いただきありがとうございました。
音声は、聞き取りやすさだけでなく、動画の印象や伝わり方にも大きく関わります。人のナレーション、AI音声それぞれの良さを活かしながら、目的に合った音声を考えるきっかけとして、今回の内容をお役立ていただければ幸いです。
ご質問への回答
AI検索対応に特化したサイト改修の投資利益率は、どのように算出すればよいですか。
現時点では、AIの参照元やAI経由の流入を完全に把握できず、AI内で情報収集が完結する場合もあるため、AI検索対応だけの投資利益率を厳密に算出することは難しい状況です。指名検索数、資料請求数、問い合わせ数、セミナー申込数、動画視聴回数などを指標とし、AI検索対応を含む情報発信施策全体で評価する方法が現実的です。
YouTubeに動画をアップロードするだけで、AI検索に有利になりますか。
YouTubeに公開するだけで有利になるとは言い切れません。投稿本数を増やすことより、ユーザーの疑問を解決する動画や、自社ならではの知見・顧客との対話から得た一次情報を扱う動画を蓄積することが重要です。タイトル、概要欄、字幕なども整備し、内容を理解しやすい状態にします。
Geminiなどでアウトソース先を尋ねると競合他社が挙がります。自社Webサイトの充実で改善できますか。
改善できる可能性はあります。ただし、情報量を増やすだけではなく、実績、導入事例、専門コンテンツ、企業の独自性、外部からの評価などを整え、「何を提供する会社か」に加えて「なぜその会社を選ぶのか」が伝わるコンテンツを充実させることが重要です。
情緒型動画でAI生成素材を効果的に組み合わせるポイントはありますか。
人物をすべてAIで生成する方法だけでなく、実写映像の空や照明を調整するVFX的な使い方、導入部分や再現映像での使用などが考えられます。伝えたい体温や実在感を損なわないよう、実写を軸にAI生成素材を補助的に使うなど、目的に応じて使い分けます。
動画制作で使用している生成AIは、どのような工程で活用していますか。
紹介事例では、自然言語のプロンプトから静止画を生成し、画像を調整したうえで動画化しました。また、社内写真をもとに、通常の撮影では実現しにくいカメラ移動を表現するなど、視聴者の関心を引く演出にも活用しています。
動画・音声制作で、アクセシビリティ上の注意点はありますか。
動画では字幕や文字のコントラストを確保し、必要に応じて画面内の状況を説明する音声解説を加えます。音声では、はっきりと分かりやすく読むことに加え、画面に表示される人物名などの情報を音声でも伝える配慮が必要です。音声解説を追加する場合は、映像の尺やテンポも含めて設計します。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- Web動画コンテンツへのAI活用の理解が深まりました。ありがとうございました。