Q&Aでわかる「ヘッドレスCMS」実践入門(2026年6月11日開催)
2026年6月11日、当社X-tech推進本部 副本部長 加藤健志とテクノロジーアンバサダー 榛葉裕幸が登壇し、CMSの導入やリプレイスを検討している企業のWeb担当者を対象に、「Q&Aでわかる『ヘッドレスCMS』実践入門」を開催しました。
本セミナーでは、ヘッドレスCMSが注目される背景や特長について解説するとともに、日本製ヘッドレスCMS「microCMS」のデモンストレーションを交えながら、導入時の検討ポイントや運用設計の考え方、AI検索時代を見据えた企業サイトのあり方を紹介しました。

加藤と榛葉の講演の様子
はじめに、企業サイトにおけるCMS運用の課題を取り上げながら、ヘッドレスCMSが注目される背景や特徴について解説しました。従来型CMSで課題となりやすいセキュリティ対策やプラグイン管理、表示パフォーマンスへの対応に言及するとともに、コンテンツ管理機能と表示機能を分離する構成の利点を紹介しました。
続いて、microCMSの管理画面を用いたデモンストレーションを通じて、コンテンツ登録からレビュー申請、公開までの運用フローを紹介。あわせて、プレビュー環境やビルド・デプロイなどヘッドレスCMS特有の仕組みに触れながら、運用設計の考え方を示しました。
また、企業サイトへの導入をテーマに、ヘッドレスCMSの特徴や導入時のポイントを解説。CMS単体ではなく運用基盤全体として検討する重要性に加え、現行サイトのコンテンツや機能を整理したうえで要件を検討する必要性にも言及しました。さらに、コンテンツ管理とデザイン管理を分離した運用体制や、問い合わせフォーム・認証機能を外部サービスとの連携で構築するアプローチについても取り上げました。
最後に、AI検索の普及を踏まえた企業サイトのあり方について言及しました。高速な配信環境と構造化されたコンテンツを実現しやすいヘッドレスCMSは、AI時代の情報発信を支える有力な選択肢の一つであるとして、セミナーを締めくくりました。
X-tech推進本部 副本部長 加藤、テクノロジーアンバサダー 榛葉からのコメント
セミナーをご視聴いただき、誠にありがとうございました。今回は、コーポレートサイトでのヘッドレスCMS活用をテーマに、導入・運用で気になるポイントをQ&A形式でご紹介しました。当日は、情報の出し分けや部門ごとの運用体制など、実務に近いご質問もいただき、ヘッドレスCMSへの関心の高まりを改めて感じました。ヘッドレスCMSは、単なる技術的な選択肢ではなく、これからのサイト運営を見直すきっかけにもなります。今回の内容が、皆さまのCMS選定やリニューアル検討のヒントになれば幸いです。
ご質問への回答
利用者やユーザーごとにコンテンツの出し分けや制御は可能か
制御自体は可能です。たとえば、プレビュー環境に認証をかけることで、特定のユーザーだけが閲覧できるようにすることができます。
一方で、ユーザーごとに表示内容を切り替えるような出し分けについては、CMS単体で完結するものではなく、フロントエンド側の実装や外部サービスとの組み合わせで対応する形になります。
また、CMSの管理画面側については、ユーザーごとの権限設定によって、編集できるコンテンツや操作範囲を制御することができます。
このように、閲覧者向けの表示制御と、管理画面上の権限制御は、それぞれ異なる仕組みで実現する構成になります。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 顧客向けECサイトにおける取引先ごとの情報出し分けや、営業部門と管理部門の役割分担について検討しており、対応方法に関する説明が参考になりました。