Google アナリティクス 4 (GA4) 探索レポート 活用セミナー(2026年7月21日開催)
2026年7月21日、当社アナリストの林田が登壇し、GA4でのデータ抽出や探索レポートの活用に関心のあるWeb担当者を対象に「Google アナリティクス 4 (GA4) 探索レポート 活用セミナー」をオンラインで開催しました。本セミナーでは、探索レポートの基本機能やセグメントの考え方、生成AIサービス経由の流入確認方法などを解説しました。

林田の講演の様子
はじめに、GA4における探索レポートの位置付けと、分析に必要な基本用語について説明しました。標準レポートがサイト全体の状況を把握するための機能であるのに対し、探索レポートはディメンションや指標、セグメントを自由に組み合わせることで、より詳細な分析を行える点が特長です。そのうえで、テンプレートを活用した分析方法や、柔軟なデータ抽出を可能にする機能について紹介しました。
つづいて、セグメント機能の活用方法を取り上げました。資料請求を例に、ユーザーセグメント、セッションセグメント、イベントセグメントの違いを整理し、条件によって取得されるデータ範囲が異なることを説明しました。また、分析目的に応じたディメンションや指標の選択方法についても解説しました。
最後に、GA4の画面例をもとに探索レポートの作成手順を取り上げました。生成AI経由の流入分析を例に、レポート作成の流れや設定方法を解説するとともに、参照元情報やデフォルトチャネルグループを活用した確認方法を紹介しました。さらに、分析目的を明確にしたうえで適切な指標を選択する重要性について述べ、セミナーを締めくくりました。
アナリスト林田からのコメント
この度は、セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回のセミナーでは、GA4の探索レポートの基本的な使い方に加え、生成AIを経由したWebサイトへの流入計測についてもご紹介しました。生成AIの普及により、Webサイトへの流入経路にも変化が生まれています。今回のセミナーが、生成AIという新しい流入経路を知り、これからのサイト分析について考えるきっかけの一つとなれば幸いです。
また、アンケートを通じていただいたご質問について、以下のとおり回答いたします。
ご質問への回答
上限200個作成可能というのは、どういう単位ですか? レポートの中で複数のタブでレポート作成できますが、ひとつのタブ×200が上限ですか?
タブ単位ではなく探索レポート単位で200個まで作成可能です。1つの探索レポート内に複数のタブを作成しても、カウントは「1個」になります。
同じ条件でセッションのデフォルトチャネルグループの総数と参照元の総数が異なるときがあるのですが、何故なのでしょうか?
条件が同一であれば、全体のセッション数は基本的に同じになると考えられます。
総数が異なる場合は、まずは使用している指標やディメンション、期間、フィルターなどの条件が同じかを再度ご確認ください。なお、AI流入をそれぞれ別の条件で抽出している場合は、Googleの「AI Assistants」の分類条件と、参照元に設定した条件が一致しないため、総数が異なることがあります。
「参照元」や「メディア」はキーイベント発生時のみが対象ですか?
「参照元」や「メディア」単体の表示はキーイベント発生時のデータが対象となります。訪問時点の参照元やメディアを確認したい場合は、「セッションの参照元」や「セッションのメディア」のディメンションを利用します。
アクセス日時を取得する際に分、秒まで取得する方法はありますか。
デフォルトのGA4探索レポートでは、時間単位までは確認できますが、分・秒単位では確認できません。
分・秒単位まで取得したい場合は、GTMで日時をイベントパラメータとして送信し、GA4のカスタムディメンションとして登録する方法がございますので、お試しください。
探索機能と同じレベルの分析を14か月を超えて行いたい場合、BigQuery以外に現実的な手段はほぼないでしょうか?
標準のGA4で、探索レポートと同じような詳しい分析を14か月を超えて行う場合は、BigQueryが最も現実的な方法です。
標準レポートの集計データは14か月より前も確認できますが、ユーザーやイベントの行動を細かく分けるなど、探索レポートと同じ自由度で分析する場合は、あらかじめBigQueryなどにデータを保存しておく必要があります。
なお、有料版のGA4 360では、イベントデータの保持期間を最大50か月まで延長できます。
アンケートにお寄せいただいたコメント(一部)
- 日常疑問に思っていた事(AIクロールが数に含まれるか)などを説明していただき助かりました。
- 探索レポートに苦手意識がありましたので、非常に勉強になりました。
- AI検索の設定の仕方について説明がありよかった。