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ユーザーに最新の情報をタイムリーに届けるWebプッシュ通知

2017年10月10日

設計チーム UI開発者
木村 好汰

Webサイトの運用において、新規ユーザーやリピートユーザーを増やすには、どのような施策が必要でしょうか?

新規ユーザーを増やすための施策として、SEOを施し検索結果の上位に表示させる、さまざまなSNSで紹介する、テレビやラジオで広告を出すなど、多岐にわたる施策が考えられます。新規ユーザーを獲得するには、Webサイトと潜在ユーザーの接触機会を最大化することが重要です。

そしてリピートユーザーを増やすには、新規ユーザー獲得のための施策としても有効ですが、メールマガジンやフィード(RSSやAtomなど)で新規または追加の情報を配信し、既存ユーザーに気づきを与え、再エンゲージメントの機会を提供することが有効です。

メールマガジンやフィードは以前から比較的よく利用されており、馴染みのある方も少なくないと思いますが、同様にユーザーに気づきを与えるプッシュ通知については、どのような印象をお持ちでしょうか? スマートフォンにインストールして使う専用アプリで目にする印象を強くお持ちかもしれませんが、最近は主要なWebブラウザでもプッシュ通知を実現できるようになりました。

Webブラウザを介してのプッシュ通知(以後「Webプッシュ通知」)は、通知を受け取るユーザー側と、通知を配信する側の双方にメリットがあります。

ユーザー側のメリット

ユーザーにとってWebプッシュ通知の最たるメリットは、購読の開始が最短1クリック/1タップで済むという手軽さです。Webプッシュ通知の購読を開始する方法はさまざまですが、比較的多いのは、ユーザーの初回訪問時に通知の可否を設定する方法です。

ブラウザが表示するダイアログにおいて、ユーザーが以後の通知の表示を許可することで、購読がスタートします。メールマガジン登録や会員登録といった面倒なく即座に購読が可能となるため、興味・関心がそれほど高くないユーザーであっても、購読を開始する可能性はあります。

また、アプリを別途必要としない点も手軽です。ユーザーによっては、メールマガジンであればメーラー、フィードであればフィードリーダーを必要とするかもしれず、それが再エンゲージメントの妨げとなる可能性があります。Webプッシュ通知はWebブラウザだけで動作するため、ユーザーが他にインストールする必要はありません。

配信側のメリット

配信側のWebプッシュ通知のメリットは、まず通知内容がとてもシンプルな点です。従来のWebサイト運用業務に加えてWebプッシュ通知を始めるとなると、新たな負担を懸念されると思いますが、基本的な通知内容はタイトル、本文、アイコン画像の3つだけです。

アイコン画像はWebサイトで一律のものを使用することが多いため、個別に用意する必要があるのはタイトルと本文のみと考えて良いでしょう。いずれも環境によって表示できる最大文字数が異なり、省略されぬよう短く簡潔にせざるを得ないため、配信にかかる負担を抑えて実現することができます。

また、プッシュ通知のために専用アプリを開発する必要が無いのも大きな魅力です。プラットフォームやOSごとに専用アプリを用意するとなると、そのぶん開発と運用のコストが発生しますが、Web技術で実現するプッシュ通知=Webプッシュ通知では、そのようなコストはかかりません。

メールマガジンやフィードとの併用

プッシュ通知とメールマガジンは、ユーザーに直接情報を配信する点で共通していますが、どちらが優れているということはありません。それぞれメリットは異なりますから、うまく使い分けることで、リピートユーザーを増やすことができます。

先述の通り、Webプッシュ通知はその性質上、通知内容が短く簡潔であるため、記事の更新やセール情報の告知といった、最新情報の配信に採用するのが効果的です。メールマガジンと併用する場合、そちらでは月刊や週刊といった比較的長めの間隔で、更新情報をまとめて配信するといった使い分けができるでしょう。

また、フィードの更新をトリガーとして通知を配信することもできますから、既にフィードを活用されている場合でも、Webプッシュ通知の導入で相乗効果が期待できます。

ミツエーリンクスのWebプッシュ通知

このたび、ミツエーリンクスではWebプッシュ通知サービスをリリースしました。定型文の通知を基本とし、通知日時の指定や、サムネイル画像やボタンの設置といった通知内容のカスタマイズをオプションとしており、お客様のご要望に応じた通知機能を実現します。

また、PWA対応サービスアクセス解析サービスと連携することで、より効果的にWebサイトを運用していただくためのサポートも承りますので、是非お気軽にご相談ください。