2008年10年10日 企業のWeb人材マネジメント

オンサイト・オフショア本部 プロデューサー
芳賀 穣

Web担当者Forum「日本企業のWeb担当者大調査2008」によれば、Webサイト活用の際の障害という項目で「専任の人材を置く余裕がない」と答えた企業が半数を超えています。また、100人以上の規模の企業でも「担当者が不足している」が47%と、コストと人材不足は、経営者とWeb担当者を悩ませている問題であることがわかります。

企業のWeb人材不足

専門化・高度化・複雑化するWebに対して、限られた予算の中で、企業のWebマスターが他の業務を兼務しながら、Webサイトで効果を出すこと自体が困難になってきています。Webサイトが企業活動の一部になってきている以上、中長期的な戦略の中でWeb人材の確保に臨むことが必要ではありますが、昨今の経済環境において、企業の本業とは異なる“Web人材の育成”にコストをかけるという判断は、今後ますます難しくなっていくでしょう。

また最近では、セキュリティ面だけではなく、人材面のリクスマネジメントに対する要望をお客さまからいただくようになってきています。Webサイトの運営が、人に依存するスタイルから、企業(パートナー)へ一括して委託するスタイルに移行し、人材の入れ替わりによるコスト負担や品質低下といったリスクの回避を重要視する企業は確かに増えてきており、今後もその傾向はさらに強まると考えています。

Webマスター業務の明確化

企業が、外部から人材を確保しようとする場合、Webに最適な人材を戦略的に組み合わせた「Web人材ポートフォリオ」にもとづき人材を活用していく必要があります。Webマスター(正社員)と、外部人材(非正社員)との業務範囲は、明確に区別されなければなりません。

本来Webマスターは、本業に関する知識やノウハウをもとに、Webサイト全体の戦略やコンテンツ企画の立案といった、習熟までに長い時間を要する業務を中心に従事すべきでしょう。一方、定型業務やWeb技術にかかわる専門的な業務については、派遣契約や業務委託契約による外部人材に任せることで、企業は効率的に価値創造を行なうことが可能になります。

Webサイトの安定的運営のために

企業のWebサイトは、運営を続ける限り、維持・発展が求められます。そのWebサイトを管理するWebマスターは、“企業の小さな経営者”ともいえる存在です。企業にとってWebマスターは、今後ますます重要なポジションになっていくでしょう。

企業はWebサイトを安定的に運営するために、Webマスターを中心にしたWeb人材の戦略的なマネジメントに取り組むはずです。

当社はWebマスターの常駐型支援サービス「オンサイトサービス」を中心に、本来のWebマスター業務以外の業務において、企業(パートナー)として今後もさまざまなサービスを提供してまいります。

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