2004年2月 継続的改善活動のご報告

2月は、1月末に実施された維持審査の観察事項への対応を中心に活動を行ない、文書管理規定の微調整等行ないました。
3月は、マネジメントシステムの締めくくりの月にあたり、来年度のマネジメントシステム運営方針や年度目標等の準備を行なう時期です。弊社では統合マネジメントシステムの作業も進めており、これと整合性をとりながらスムーズに移行させていかなければなりません。「経営層による見直し」会議が控えており、この準備も進めます。

2月は弊社の苦情対応マネジメントシステムがJIS Z 9920の求めるパフォーマンス要求をどの程度満たしているかを検証するために「パフォーマンス評価」を実施いたしました。
評価される項目は要素別に9つに分類され、弊社の定める評価基準に従い評価されます。
今後は「パフォーマンス評価」の結果をもとにプロセス改善の見直しと今後の対応に努めてまいります。

2月度は、BS7799-2：2002及びISMSの維持審査が行われました。「メジャー：0件、マイナー：0件、観察事項：5件（うち1件はグッドポイント）」という結果でした。観察事項とは、重要な指摘事項ではないものの、今後の検討材料としてアドバイスする事項のことです。観察事項の詳細としましては、弊社の内部監査システムに関してお褒めの言葉を頂き、また書類上の不備やリスクアセスメントに関するご指摘を頂きました。特にリスクアセスメントに関しましては、担当者としても悩みの種でしたが、ご指摘とともにいくつかのアドバイスを頂き、今後の改善に役立てて行きたいと思います。

2月は、マネジメントシステム統合との整合性確保を中心に作業を行ないました。
3月は、マネジメントシステムの締めくくりの月にあたり、今年度のマネジメントシステムの運営状況のまとめを「経営層による見直し会議」で報告し、承認・是正指示等を受けます。その会議の結果を受け、来年度の目標、倫理プログラムの設定を行ないます。

2月は、1月に行われた内部監査と更新審査結果への対応を行いました。
特に、内部監査に関しては、新しく作り直したフローに則って実施しましたので、監査の結果はもちろん、フロー自体も微調整を加え、より良いものにしていきます。また、同時にそのフローを統合マネジメントシステムの内部監査フローと整合させ、弊社の全マネジメントシステム共通の監査手法として作り上げていきます。
3月は、1年の総決算である経営層の見直しと、次年度の活動計画を作成する非常に重要な月です。ここで気を抜くと、それがそのまま次年度の活動に跳ね返ってきますので、大胆に、かつ慎重に計画作成を行いたいと思っております。

2月は、Photo Tide日本の原風景・季節（http://photo.mitsue.com）のTRUSTe（トラスト・イー）取得を行いました。またニュースなどでも取り沙汰されておりますが、YahooBBでの個人情報漏洩事件を受け、弊社社内にあるデータベースを点検したところ、社内からの不正アクセスの危険性に対しての改善が必要であることが判明しました。
3月は、早急にこれらの修正に取り組みたいと思っております。