Axe-coreの日本語訳の更新
アクセシビリティ・エンジニア 大塚当社は、アクセシビリティ検証ツールを開発するDeque Systems社(以下、Deque社)と提携し、同社の製品「Axe Monitor」の日本語ローカライズに取り組んでいます(アクセシビリティチェックツール(Axe Monitor)参照)。
「Axe Monitor」に同梱されているAxe-coreは、Deque社が開発するオープンソースのアクセシビリティ検証ライブラリで、世界中で広く利用されています。
これまでも、当社はAxe-coreの検証結果メッセージの日本語翻訳や、Axe DevToolsの日本語化、Axe Monitorの日本語化と提供など、日本語環境でAxe製品を活用しやすくするための取り組みを続けてきました。
直近では、Axe-coreの更新に伴い新たに追加され、英語のままとなっていた一部のルールの説明やメッセージについて、日本語訳を作成し、Deque社に提供しました。今回の翻訳は、今後のAxe-coreの更新で反映される予定です。たとえば、「ARIA tab nodes must have an accessible name」というメッセージを以下のように翻訳しました。
ARIA tabノードにはアクセシブルな名前がなければなりません
これは、画面上のタブ型UIに、スクリーンリーダーで読み上げられる名前が付いているかを確認する項目です。名前がないと、スクリーンリーダーの利用者には、UIの構造が適切に伝わらなくなってしまいます。こうした一つひとつのメッセージを、日本語で自然に伝わるように訳していきました。
Axe-coreの検証結果メッセージは、Axe DevToolsやAxe MonitorなどのAxe製品群全体で利用されるため、今回の更新は日本語環境のユーザー全体の利便性向上につながります。
今後もDeque社と連携しながら、翻訳の改善を継続していきます。