AXA : ダイバーシティについて明確に表現する

フランスの保険大手AXAは、Webサイトの「インクルージョンとダイバーシティ」というページで、自社の取り組みについて専門用語を避けた分かりやすい言葉で表現しています。

((この記事は、2020年9月15日に公開された記事「AXA Clarity on Diversity」の日本語訳です。))

Screen capture of AXA diversity page

The Feature(実際に行われたこと)

世界各国で生命保険や損害保険などの金融サービス事業を展開しているAXA。Webサイトの採用カテゴリーに「インクルージョンとダイバーシティ」というページを配置しています。

簡潔な概要文に続いて、AXAが優先事項としている4つのテーマをリスト表示しています。その4つのテーマとは「組織全体でのジェンダーバランスを実現します」、 「本当の自分を表現しながら、全身全霊で働けることに誇りを持ちます」、「障害ではなく能力を重視します」、 「各世代が一体となって働きます」です。

最後の段落では、AXAの「インクルージョン・ダイバーシティ戦略」が、諮問委員会を通じて、全社的にどのように実施されているかを説明しています。

さらに4つのサブカテゴリーでは、記事・ケーススタディ・動画を通じて、ジェンダーやLGBT、障害や世代に関する、インクルージョンとダイバーシティの活動例を示しています。

The Takeaway(ここから得られる知識)

Black Lives Matter運動が世界中で注目を集める中、多くの企業がダイバーシティに関するページをWebサイトに追加したり、改善したりしています。しかし、AXAが掲載している「You can be yourself at work(職場でも自分らしくいられる)」のように、直感的で分かりやすい言葉はほとんどありません。

また、インクルージョンとダイバーシティに関するメッセージは、ほとんどの企業が「当社について」というカテゴリーに掲載しています。一方で、AXAが掲載しているのは、採用カテゴリーの「AXAを選ぶ理由」というサブカテゴリーです。AXAはこのテーマを通じて、ユーザーからどのように見られたいかを重視するのではなく、直接関係がある求職者に読んでほしいと考えているのでしょう。このことは、注目に値します。

動画やケーススタディも、各テーマの人間的な側面を強調することで、付加価値をもたらしています。

そして、ジェンダー、LGBT、障害のトピックは他社のWebサイトでも見られますが、「世代間の融合」は他社にはない興味深いトピックです。こうしたトピックをWebサイトに掲載しているということは、AXAが特定グループの従業員だけではなく、すべての従業員がこの問題について話し合っていることを示唆しています。

https://www.axa.com/en/careers/diversity-inclusion

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