ドイツの化学メーカー大手BASFは、ソーシャルメディアの公式アカウントをフォローすると、どのような情報が得られるのか、求職者へはっきりと提示しています。

(この記事は、2020年7月27日に公開された記事「BASF : Useful guidance in a social directory」の日本語訳です。)

BASFのサイトの画面キャプチャ

The Site(実際に行われたこと)

150年以上の歴史を持つ総合化学メーカーBASFは、公式Webサイトの採用情報カテゴリーに、「BASF on Social Media (BASFのソーシャルメディア)」というページを設けています。

このページには、BASFが学生や求職者とのコミュニケーションに使用している、SNSを紹介するカルーセルがあります。そこには各SNSへのリンクと内容説明もあります。

各SNSの説明文では、公式アカウントをフォローすると得られる情報について、詳しく伝えています。

これはその一例です。「社内イベントの詳細や最新の求人情報を知りたい? それなら、Twitterの公式アカウントをフォローしてね」。

ほかには、このような例もあります。「Instagramの公式アカウントをフォローして、BASFでの仕事やその舞台裏をチェックしよう」。

Facebook、LinkedIn、ドイツで浸透しているXingなど、BASFが使用している7つのSNSにおいて、公式アカウントをフォローするメリットを、具体的に説明しています。

The Takeaway(ここから得られる知識)

今や多くの企業が、WebサイトでSNSの公式アカウントを紹介しています。ユーザーにとって有益なリンクを提供することで、さまざまなチャネルで企業の存在感を示すことに成功しています。しかし、BASFのように「ユーザーがなぜ企業SNSの公式アカウントをフォローしたほうが良いのか」を、説明している例はほとんどありません。

BASFが各SNSの目的を明確に説明しているのは、一貫したコミュニケーション戦略に自信を持っていることの証しです。それは、公式アカウントを管理している社内スタッフにとっても、これからSNSを使用しようとしている社外の人々にとっても、有益です。 

https://www.basf.com/global/en/careers/news-faq/whats-new.html

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