Search Consoleベータ版新機能と従来版との違いについて

アナリスト 石谷

2018年2月1日にSearch Consoleがアップデートされ「Google Search Console BETA」のリリースがアナウンスされました。実際に1カ月ほど使用しましたので、従来版との違いをご紹介します。

従来版と違いが顕著になったレポート (2018年3月1日現在)

従来版と比べ大きく変更されたレポートは以下の2つになります。

  • 検索パフォーマンスレポート
  • インデックス カバレッジレポート

1.検索パフォーマンスレポート

このレポートは従来のSearch Consoleの「検索アナリティクスレポート」のアップデートバージョンと捉えております。

従来のSearch Consoleの検索アナリティクスレポートでは...
最大93日前のデータまでさかのぼって閲覧が可能ですが、94日より前のデータは見られません。たとえば2018年3月1日に確認作業を行ったとします。2018年のデータはこの日から起算すればすべて閲覧が可能ですが、2017年春や夏にユーザーがどんなキーワードでサイトに流入したのか、対策しているキーワードでの自サイトの順位等を確認する...といった使用方法は不可能でした。
Search Consoleの検索パフォーマンスレポートでは...
閲覧可能な期間が大幅に拡張され、過去16カ月のデータも閲覧が可能になりました。
※サーチコンソールを導入したのが12カ月前なら、その時までのデータを閲覧することができます。
このアップデートにより、季節をまたぐような期間で閲覧することはほぼ不可能だった期間でレポートを確認することができるようになり「去年対策したキーワードが今日までどのように変動しているのか」といった確認が可能となります。

2.インデックス カバレッジレポート

このレポートは従来のSearch Consoleの「インデックスされたステータス」レポートのアップデートバージョンと捉えております。

従来のSearch Consoleのインデックスステータスレポートでは...
Googleにインデックスされたページとrobot.txtによってブロックされたページの総数とその推移しかわかりません。新規サイトや新規ページを公開したあとにどのページがインデックスされたのかこのレポートで見ることはできませんでした。上記が改善されたのがインデックス カバレッジレポートになります。
Google Search Console BETAのインデックス カバレッジレポートでは...
インデックスされたURLと最終クロール日を確認できるようになりました。インデックスされたURL以外に「インデックスされたがサイトマップに送信されていないURL」も確認できます。クロールされるべきページがきちんとサイトマップに送信されているかもあわせて確認でき便利です。
また、クロールエラーがあったURLとその原因を確認できるようになりました。たとえば「ページが存在しないためクロールができないURL」や「robot.txtによってブロックされたURL」を明示的に確認できるようになりました。クロール、またはインデックスしてほしいページのURLにエラーがないか、ぜひご確認ください。

Googleからのアナウンス(2018年2月28日現在)

現状ではGoogle Search Console BETAで参照できるデータはまだ少ないようですが、旧来の機能も順次追加される予定のようです。
※以下、Search Console ヘルプより引用

If you don't see your favorite old Search Console report in the new Search Console, it's probably because one of two reasons:We're in the process of building the new Search Console, and it will take some time. Most likely your favorite report (or some version of it) will be in the new Search Console in the coming quarters.

引用元URL:https://support.google.com/webmasters/answer/7649427