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マーケティングBlog

デジタルアナリティクスやデジタルマーケティングの推進に役立つ話題をご紹介します。

Google オプティマイズが正式リリースされました

ディレクター 田口

事前に申請した一部のアカウントに対して限定的に公開されていたGoogle オプティマイズが一般公開されたと公式発表がありました。日本時間の2017年3月31日に公式Blogが更新されています。

Google オプティマイズがどなたでも無料でご利用可能に
https://analytics-ja.googleblog.com/2017/03/google.html

公式Blogでは「無料でどなたでもご利用可能」とありますが、ターゲティングにGoogle アナリティクスのオーディエンスデータを使えるのは360スイートだけといったように、通常版と360スイート版では機能面での違いはあるようです。
しかし高機能なテストツールが無料で誰でも利用可能というのはこのBlogをご覧になっているみなさまに大きなメリットをもたらすでしょう。データに基づくアクションを加速し、お客様にとって価値のあるサイト、みなさまのビジネスに貢献するサイトの運用を目指しましょう。

HTMLの追加修正を伴わずにイベント計測を実装する

アナリスト 深堀

Google アナリティクスを用いた計測を行うには、サイトへの「実装」が不可欠

Google アナリティクスを用いた計測を行うには、対象サイトにGoogle アナリティクス トラッキングコードの埋め込みもしくはGoogle アナリティクス トラッキングコードを登録したGoogle タグマネージャの埋め込みが必要です。埋め込みはよほど特殊なサイトでない限りは一括置換や共通テンプレートへの埋め込みなどでまかなえるものであり、サイトリニューアルなどとあわせて行えば関係者の負担を軽減することができます。

ここでひとつ注意したいのが「イベント計測」を行う場合です。計測対象ページにトラッキングコードが配信されればページビューやセッション数といった基本的なデータを得ることは可能です。しかし特定箇所のリンククリック計測などを行いたい場合、Google タグマネージャを使わないでGoogle アナリティクスを単独で使う場合にはページやリンクごとにユニークな「イベント計測」のコードを実装する必要があります。

クリック計測を行うためのトリガーにできる条件はさまざまなものがありますが、「カルーセルバナーの何番が押されたか知りたい」「特定のページの特定のリンクがクリックされたか知りたい」など、ピンポイントなクリック計測を実装するためには、おそらくほとんどのケースでサイト側にイベント計測用の記述をトラッキングコードとは別に実装しておく必要があります。それがたとえ一括置換や軽微なテキスト修正のような作業だったとしても、計測要件を決めて実装指示を出すといった段取りやコミュニケーションにはそれなりの稼動や労力を費やさなければいけません。

「イベント計測」のニーズには、たとえば次のようなものが挙げられます

上記のようなケースでは、Google アナリティクス単独だとすべてのリンクに対して個別の実装が必要になりますが、Google タグマネージャを併用するときにもやはり個別の実装が必要なのでしょうか?サイト側の実装状況にもよりますが、上記のようなケースでもGoogle タグマネージャのみで計測設定を行うことが可能な場合があります。Google タグマネージャ特有の注意点はあるものの、できることとできないことをある程度把握すれば、HTMLを修正せずにさまざまなクリック計測を実装することが可能です。

クリックした箇所のテキストや画像パスをトリガーにする

トリガーの種類を「クリック - すべての要素」にするとGoogle タグマネージャ上のイベント「gtm.Click」が生成されます。ページのどこをクリックしても、その場所に応じた変数、値を取得することが可能となります。たとえばリンク要素でないテキストをクリックした場合は段落などで区切られたテキストが取得できますし、画像をクリックすれば画像のパスが特定の変数の値に格納されます。カルーセルバナーの画像が固定された画像名で運用されていれば、サイト側に特に何も実装せずにカルーセルバナーのクリック計測を行うことが可能となります。

CSSセレクタを利用する

CSSセレクタを使用しトリガーの条件にすることもできます。ページ内の計測したい対象に一意のIDがある場合などに有効です。詳しくは公式ヘルプのトリガーのページ内、「正規表現や CSS セレクタを演算子として使用する」をご参照ください。

参考:タグマネージャ ヘルプ トリガー「正規表現や CSS セレクタを演算子として使用する」
https://support.google.com/tagmanager/answer/6106961?hl=ja#regex-css

Google タグマネージャはHTMLを修正せずにイベント計測を実現できるので、効率的なサイト運用が可能になります。ただし計測したい内容が複雑だったり更新頻度が高く更新ごとに計測したい内容が変わるといった場合には、更新のたびにタグマネージャの設定更新も必要になりかえってスピードが落ちたり難易度が増す可能性もあります。なんでもかんでもすべてGoogle タグマネージャのみで完結させなければならないというわけではありません。メリットとデメリットを理解したうえで、たとえばサイト全体で共通して適用できるイベント計測はGoogle タグマネージャのみで完結するように設定しておき、頻繁に更新され計測内容の変更が予想される箇所ではイベント内容は個別に実装し、タグ生成・送信をGoogle タグマネージャで行うなど、中長期的なメンテナンス性も考慮した設計・実装をするのがよいでしょう。

2017年5月19日(金)開催「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」のご案内

ディレクター 田口

来る2017年5月19日(金)に「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」と題したセミナーを開催させていただくことになりました。今回はいわゆる「年度初め」というタイミングですので「初級者向け」という形で基本的な内容に話題を絞り込む予定です。

私どもは普段からさまざまなお客様のGoogle アナリティクスの設定やレポートを拝見する機会が多いのですが、必要なデータが収集できていなかったり、本来はつながっているはずのセッションが途中で途切れてしまっている、1回のページ閲覧で同一プロパティへのページビューヒットが2回、3回送信されている...といった状況をしばしば目にします。これは基本的な設定がされていなかったり誤っている、あるいはサイトへの実装が間違っていることが原因です。

せっかく導入されているGoogle アナリティクスも、設定や実装が間違っていると間違ったデータに基づいて分析したり、分析しようにも必要なデータがそこに無いといった事態に陥ってしまいます。

本来は分析結果に基づいた意思決定、具体的なアクションが目的のはずなのに、こうなると「分析以前の問題」になってしまいます。そこでまずは設定を見直して収集するデータの品質を向上させ、正確なデータに基づく意思決定とアクションを実行できる分析環境を整えるのが急務だと考え、今回のセミナーを企画することになりました。

ご多忙中とは存じますが、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

基本の設定を見直すだけで解析が変わる!【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー

Google Data Studio(データスタジオ)でGoogle アナリティクスの「セグメント」の利用が可能になりました

ディレクター 田口

これまで、Google Data Studio(データスタジオ)では「フィルタ」は使えましたが「セグメント」を使うことはできませんでした。しかし今回のアップデートで「セグメント」の利用が可能になりました。システムにあらかじめ設定されているデフォルトのセグメントだけではなく、ユーザーが作ったカスタムセグメントも指定可能です。Google アナリティクスを使う上でセグメント機能は欠かせないものです。これが使えるようになったので、データスタジオはますます使いやすく、そして「使える」状態になったと言えるでしょう。

Google データスタジオのプロパティパネル「セグメント」の項目

使い方は簡単です。編集モードに入ったら「プロパティパネル」を選択し「データ」タブをアクティブにして下さい。スクロールダウンしたら一番下に「Google アナリティクスのセグメント」というメニューが追加されています。
同じディメンションと指標の組み合わせで適用するセグメントを変えて並べる「セグメント別ダッシュボード」をサイト運用チームでシェアするなど、いろいろな使い方ができそうです。データスタジオをフル活用して成果を挙げましょう。

Google データスタジオのアップデート~5レポート制限が撤廃され、すべての機能が無料で利用可能になりました

ディレクター 田口

Google の公式Blogで、データスタジオのアップデートがアナウンスされました。
これまでデータスタジオは無料版と360スイート版があり、無料版では5レポートまで作成可能という制限がありました。この制限が今回撤廃され、無料版と360スイート版の区別がなくなりました。これにより、すべてのユーザーがすべての機能を無料で使えるようになりました。
実際に無料版でレポートを作ってみましたが、5個以上作ることができました。

Google データスタジオの操作画面

単に「制限が撤廃された」「無料になった」と喜ぶだけではなく、これまでよりももっと積極的にデータの可視化から具体的なアクションへつなげてゆきましょう。

Analytics Blog: Making Google Data Studio Free for Everyone

Google アナリティクス 2017年新UIでの「デフォルトの期間」の変え方

ディレクター 田口

2017年1月下旬になって、予告されていた新UIがようやく一部のアカウントへ適用され始めたようです。
今回の変更点のうち、デフォルトの期間が30日間から7日間に変更されたというのもすぐに気づく大きな変更点だと思います。このデフォルトの期間ですが、新UIでは次の手順で変更が可能です。

画面右上「オーバーフローメニュー」を展開、「ユーザー設定」をクリック
「管理」>「ユーザー設定の編集」で「デフォルトの期間」をドロップダウンメニューから選択し、「ユーザー設定を保存」をクリックして保存
これまでのUIでは「デフォルトの期間」という選択肢がありませんでした

UIが変わったり新しい機能が追加されると学習のし直しが必要になりますが、積極的に使うようにして早く慣れ、新しい機能を使いこなせるようになりましょう!

Google データスタジオのレポートはGoogle ドライブへ保存されます

ディレクター 田口

日々収集している各種マーケティングデータの可視化と共有に便利な「Google データスタジオ」、皆さんはすでにご利用中でしょうか?手作業で作っている定期レポートの作成を自動化できたり、現場で必要なリアルタイムデータを参照可能な「デジタル・ダッシュボード」として利用するなど、さまざまな活用が考えられます。

大変便利なGoogle データスタジオですが、Google データスタジオで作成したレポートはどこに保存されるかご存知でしょうか?

答えは「Google ドライブ」です。データスタジオはGoogle ドライブに依存していますので、保存先やストレージ要領をあまり意識せずに利用できますし、複数のユーザーでの共有を簡単に行うことができます。反面、Google ドライブに障害があった場合にはGoogle データスタジオでレポートを開けなくなるなどの影響を受けますのでその点には注意が必要です。

Google プラットフォームの障害はまれに発生します。Google ドライブやGoogle アナリティクスなどを使っていて違和感を感じたときには、各種プロダクトの最新状況が公開されていますので「G Suite Status Dashboard」を確認するとよいでしょう。

G Suite Status Dashboard
https://www.google.com/appsstatus#hl=en&v=status