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マーケティングBlog

デジタルアナリティクスやデジタルマーケティングの推進に役立つ話題をご紹介します。

Google AdWordsにGoogle アナリティクスの複数プロパティで設定している目標をインポートする方法

アナリスト 石谷

ドメインAとドメインBのサイトに広告配信をしている場合、それぞれのサイトにおける目標をAdWordsで設定しなければなりません。

AdWordsの目標をGoogle アナリティクスからインポートしている場合、ドメインAを計測しているGoogle アナリティクスプロパティとドメインBを計測している別のGoogle アナリティクスプロパティから目標をインポートする必要があります。この時、Google アナリティクスのプロパティID(UA-xxxxxx-x)がそれぞれ違う場合でも、それぞれのGoogle アナリティクスプロパティからAdWordsに目標設定をインポートすることが可能です。AdWordsにログイン・編集できるメールアドレス(xxx@gmail.com)に対し、目標をインポートしたいそれぞれのGoogle アナリティクスプロパティの編集権限を与える方法は下記の通りです。

AdWordsの編集権限を持っているアカウント(xxx@gmail.com)に対し、Google アナリティクスプロパティの編集権限を付与する手順

それぞれのGoogle アナリティクスプロパティとAdWordsアカウントを連携させる手順

上記で設定完了となります。

Google アナリティクスのショートカット機能

アナリスト 深堀

Google アナリティクスで通常レポートを閲覧する際、前週のデータや特定の期間など、期間を変えて抽出したデータを閲覧する必要がある場合があります。ほとんどのレポートで右上のメニューから期間設定が行うことができ、クリック後日付を任意に指定しその期間の数値を抽出することが可能となりますが、ピンポイントな期間を指定するだけでなく「昨日」や「先週」、「先月」など、相対的な期間を頻繁に利用される方も多いのではないでしょうか?

一部の期間操作はショートカットメニューで操作することができます。レポート表示の切り替えを頻繁に行う中でキーボードショートカットを使えば時短に繋がります。機能の一部をご紹介いたします。

期間にかかわるキーボードショートカット

※2018年6月26日現在、このメニューに表示されている中で機能していないショートカットが存在します。「dm(期間を先月に設定)」は押下しても反応がないようです。

キーボードショートカットのメニュー表示

Google アナリティクス キーボードショートカットメニュー「Shift + /」でキーボードショートカットのメニューをアナリティクス上に表示することもできます

記憶してしまえば操作がかなり早くなることが期待できます。はじめのうちはメニュー表示を逐一確認するようにして、徐々に慣れていくとよいでしょう。

Google Speed Updateまであと1カ月

アナリスト 深堀

モバイルデバイスは昔に比べ高速でデータを送受信できるようになりました。一方で通信状態の悪い地下や混雑している都市部、さらに通信制限などさまざまな要因でユーザーはあまり良好とは言えない回線でWebを閲覧していることが多いのも事実です。

モバイル環境に対してはユーザーが低速な回線で閲覧している可能性があることも考慮したページ作りをしなければなりません。
そうした背景からか、今年の1月にGoogleの公式情報から案内があった通り、2018年7月よりモバイル検索の順位にページの読み込み速度が影響するようになります。

ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します Google ウェブマスター向け公式ブログ

ご自分の管理されているサイトの速度の改善が必要かどうか、まずは評価ツールでチェックしてみてはいかがでしょうか?
testmysite.withgoogle.com でモバイルページの表示速度のテストを行うことができます。使用方法は入力窓にURLを入力し、テストを実行するだけです。

testmysite.withgoogle.comのURL入力画面入力欄にテスト対象のサイトURLを入力しましょう。
testmysite.withgoogle.comの分析結果読み込みにかかる時間と、訪問者の推定離脱率が算出され表示されます。読み込み速度が長いほど、ユーザーの離脱原因となってしまいます。
testmysite.withgoogle.comからの改善提案このレポート結果には改善案も表示されます。

GDPR(EU一般データ保護規則)やeプライバシー規則(ePrivacy Reguration)を考慮したWebサイト事例

アナリスト 荒木

まずは、タイムズ(英)から。
https://www.thetimes.co.uk/

タイムズ(英)でのクッキーに関するメッセージページ下部にてクッキーの用途について明記されています。

次にeBay(英)。
https://www.ebay.co.uk/

ebay(英)でのクッキーに関するメッセージページ上部にサイトの使用体験を強化するならクッキー使用に同意しなければならないと明記されていますね(選択の余地なし)。

ロイズ・バンク(英)。
https://www.lloydsbank.com/

ロイズ・バンク(英)でのクッキーに関するメッセージカテゴリーごとにクッキーの受け入れを選べます。

基本的にはWebサイトを利用するのであれば、クッキーの使用を許可してくださいとのメッセージが多かったです。今後日本のWebサイトでも、訪問の際にクッキー利用に関するポップアップメッセージが表示されるケースが増えてくるでしょう。

GDPR(EU一般データ保護規則)について

アナリスト 荒木

2018年5月25日に施行されるGDPR(EU一般データ保護規則)に伴い、Google アナリティクス上で通知が表示されるようになっています。このようなアラートや複数回にわたるGoogleからの通知などが影響してか、当社にもクライアント様から多数のお問い合わせをいただいている状態です。

Google アナリティクス上でのGDPRに関するメッセージGoogle アナリティクス上でのGDPRに関するメッセージ

Googleから具体的な対応方針についてのアナウンスが発表されていないため、巷でも「標準レポートのデータが消えてしまう」などの憶測が出回っており、Web担当者様も懸念されていることかと思います。以下にGDPR発動におけるGoogle アナリティクス上の対処方法を、概要も含めお伝えいたします。

GDPR(EU一般データ保護規則)とは
欧州連合(EU)内全ての個人のためのデータ保護を強化することを目的としており、個人データの収集や取り扱いに厳格な管理体制を求めています。
違反となった場合の罰則規定
当該組織の全世界の年間売上高の4%か、2000万ユーロのいずれか高いほうの制裁金が適応されます。
Google アナリティクスで対象となる範囲
Google アナリティクスに個人情報を特定する氏名やメールアドレスは存在しないのですが、Cookieに保存される情報(Client ID等)がGDPRに該当する可能性があるために、Googleがデータ保持の期間をユーザー側で変更できるようアップデートを行いました。
対処と方針について
データが削除されるまでの期間を変更する場合は、プライバシーポリシーに関係するため法務担当者とGoogle アナリティクスのデータ保持期間に関して確認、相談していただくことをお勧めします。

※2018年5月17日現在の当社見解になります。Googleからの最新情報が入り次第、随時更新いたします。

サイト改修とリダイレクト設定

アナリスト 深堀

2018年3月31日、国税庁Webサイトのリニューアルが行われましたが、必要な情報にたどりつくことが困難になったユーザーが多数いることで話題となっているようです。

リニューアル対応時の問題点

Webサイトリニューアルの際、国税庁は大部分のページURLを変更したようで、旧URLから新URLに対応したリダイレクト処理を行うことなく一括してトップページへ誘導しています。自然検索やサイト内検索を利用したユーザーがいた場合、ここで困った現象が起きてしまいます。検索エンジンの表示結果からのアクセスを行った場合や、サイト内検索を利用した際に旧コンテンツへのリンクへ遷移するケースで、リニューアル前のページリンクをクリックすると、すべてトップページへリダイレクトされるよう設定されているため、検索を使ったユーザーが目的の情報にたどりつけないという現象を引き起こしてしまいます。

国税庁はリニューアル後サイト内検索についてというお知らせで、本件について「国税庁ホームページリニューアルに伴う検索機能の不具合につきましては、利用者の皆様にご不便をおかけして申し訳ございません。」とアナウンスを行っていますが、この現象はそもそもリニューアル時に旧コンテンツから新コンテンツへのリダイレクト設定が正しく行われていれば、ユーザーは旧コンテンツのリンクをクリックしても、目的のページか、それに準ずるコンテンツにたどりつくことができていたはずでした。

リニューアル前にページやWebサイトそのものが蓄積してきたさまざまな評価は、大切な資産

サイトリニューアル時だけでなく、コンテンツのURL変更の際やドメインの変更が発生する際は、サイト構造や導線を適切に設計するのはもちろんのこと、リダイレクト設定にも注意を払うことが必要です。これらのことを怠ってしまった場合、検索エンジンから得てきたこれまでの評価に加え、著しくユーザーの利便性を損なう結果となりかねません。

ページやWebサイトが今まで蓄積してきた検索エンジンや、ユーザーからの評価は大切な資産です。サイト構造の変更を伴う改修の際は、それらの評価を損なうことがないように行わなければなりません。

カスタマージャーニーを意識したデータ計測環境構築について

アナリスト 荒木

複数サイトを運営しているクライアント様は「すべてのサイト間遷移を正確に計測できる環境を構築したい」というご要望をお持ちであることが多いです。

ただしGoogle アナリティクス(無償版)はデータ収集上限が1アカウントにつき1カ月あたり 1,000万ヒットと規定されており、上限値を超えないようコントロールする必要があります。

そこで考えなくてはならないことは、カスタマージャーニーを意識したデータ計測範囲の定義になります。

例えば、人材事業を行っている企業様で考えてみましょう。

運営しているサイトが4種類あり【企業情報】【新卒採用】【中途採用】【アルバイト】を扱っているサイトの場合【新卒採用】と【中途採用】に関しては、当然ですが閲覧ユーザーの属性が異なりますのでサイト間遷移を計測してもあまり意味がありません。

この場合であれば、【中途採用】と【アルバイト】のサイト間遷移を計測すれば面白いデータが計測できるかもしれません。
(※始めにアルバイトサイトに流入したユーザーが中途サイトのへの導線を発見して遷移して申し込むことなどが考えられます。)

このようにユーザーのカスタマージャーニーを意識することによって、データ計測する目的を事前に明確にすることが重要です。