Smart Communication Design Company
ホーム > ナレッジ > Blog > マーケティングBlog

マーケティングBlog

デジタルアナリティクスやデジタルマーケティングの推進に役立つ話題をご紹介します。

Google アナリティクスのテスト(旧ウェブテスト)のサポートが終了します

アナリスト 深堀

Google アナリティクス内の「行動」レポートから実行できるテスト(旧ウェブテスト)について、以前から表示されていた Google オプティマイズへの移行を促すメッセージとあわせて、「今後サポートを終了する」旨のテキストが加わりました。サポート終了時期は明言されていないので不明ですが、今後テストを行う場合には Google オプティマイズへ移行した方がよさそうです。

ウェブテスト画面のサポート終了に関する文言

オプティマイズを使うとわかりやすいWYSIWYGエディタを使って簡単にバリエーションを作成することができますので、Google アナリティクスのテスト(旧ウェブテスト)よりもテストのプロセスが簡素化されスピードアップします。限られた時間を、より精度の高いシナリオ作成や何度もテストを繰り返すといった形で有効に使えるようになります。Google オプティマイズを使ったテスト実施のサポートについては、ぜひミツエーリンクスまでご相談ください。

Google データスタジオ、1ページ内のグラフ数上限は50個までです

ディレクター 田口

データをわかりやすく可視化し、データに基づくすばやいアクションを支援する「Google データスタジオ」、みなさん活用していらっしゃることと思います。正式リリース時に無料版の「5レポート」上限が撤廃されたこともあって利用が進んでいるデータスタジオですが、1ページ内に配置できるグラフ数に上限があることはご存知でしょうか?実は1ページ内に配置できるグラフ数には「50個まで」という上限が存在します。50個以上作成しようとするとエラーメッセージが表示されます。

Google データスタジオ「グラフ数超過」エラーメッセージ

棒グラフや円グラフを使う場合は1ページに50個も並べるケースは少ないと思いますが、カテゴリごとの主要指標をスコアカードで並べる場合などは50個を超えてしまうこともあります。スコアカードも「グラフ1個」としてカウントされますので、ご利用の際には注意が必要です。

Google タグマネージャのアップデート~「Google アナリティクス設定」変数で、タグの管理が効率的に

ディレクター 田口

Google タグマネージャに、新しく「Google アナリティクス設定」変数が追加されました。

Google Tag Manager: Announcing Centralized Google Analytics Settings

これまでは、Google アナリティクスのトラッキングIDやCookieドメイン、フィールドやカスタムディメンションと指標や自動リンクドメインなどはすべてタグごとに毎回同じ内容を設定しておく必要がありました。ユーザー定義変数の「定数」を使って一元管理する工夫をされていた方も多いのではないかと思います。
今回登場した「Google アナリティクス設定」変数では必要な設定をすべて1箇所で指定・管理することができるようになっていますので、タグ設定の作業負荷が大幅に軽くなり、必要な設定の抜け漏れがなくなることが期待できます。

「Google アナリティクス設定」変数の編集画面

まず「ユーザー定義変数」を新規作成し、変数タイプを「Google アナリティクス設定」変数とします。必要な設定は事前に定義・設計しておきましょう。

Google アナリティクス トラッキングコードの編集画面

タグ側では、作成しておいた「Google アナリティクス設定」変数を指定するだけです。通常のPV用、仮想PV用、イベント用...などをあらかじめ作っておくと作業効率が上がりそうです。

ただしひとつの間違いがその設定を適用しているタグすべてに影響することになりますので、設定の追加変更の際にはこれまで以上に慎重に取り組む必要があるでしょう。

Google タグマネージャを使って効率よくタグを管理し、データ主導のマーケティングを加速させましょう!

Google オプティマイズが正式リリースされました

ディレクター 田口

事前に申請した一部のアカウントに対して限定的に公開されていたGoogle オプティマイズが一般公開されたと公式発表がありました。日本時間の2017年3月31日に公式Blogが更新されています。

Google オプティマイズがどなたでも無料でご利用可能に
https://analytics-ja.googleblog.com/2017/03/google.html

公式Blogでは「無料でどなたでもご利用可能」とありますが、ターゲティングにGoogle アナリティクスのオーディエンスデータを使えるのは360スイートだけといったように、通常版と360スイート版では機能面での違いはあるようです。
しかし高機能なテストツールが無料で誰でも利用可能というのはこのBlogをご覧になっているみなさまに大きなメリットをもたらすでしょう。データに基づくアクションを加速し、お客様にとって価値のあるサイト、みなさまのビジネスに貢献するサイトの運用を目指しましょう。

HTMLの追加修正を伴わずにイベント計測を実装する

アナリスト 深堀

Google アナリティクスを用いた計測を行うには、サイトへの「実装」が不可欠

Google アナリティクスを用いた計測を行うには、対象サイトにGoogle アナリティクス トラッキングコードの埋め込みもしくはGoogle アナリティクス トラッキングコードを登録したGoogle タグマネージャの埋め込みが必要です。埋め込みはよほど特殊なサイトでない限りは一括置換や共通テンプレートへの埋め込みなどでまかなえるものであり、サイトリニューアルなどとあわせて行えば関係者の負担を軽減することができます。

ここでひとつ注意したいのが「イベント計測」を行う場合です。計測対象ページにトラッキングコードが配信されればページビューやセッション数といった基本的なデータを得ることは可能です。しかし特定箇所のリンククリック計測などを行いたい場合、Google タグマネージャを使わないでGoogle アナリティクスを単独で使う場合にはページやリンクごとにユニークな「イベント計測」のコードを実装する必要があります。

クリック計測を行うためのトリガーにできる条件はさまざまなものがありますが、「カルーセルバナーの何番が押されたか知りたい」「特定のページの特定のリンクがクリックされたか知りたい」など、ピンポイントなクリック計測を実装するためには、おそらくほとんどのケースでサイト側にイベント計測用の記述をトラッキングコードとは別に実装しておく必要があります。それがたとえ一括置換や軽微なテキスト修正のような作業だったとしても、計測要件を決めて実装指示を出すといった段取りやコミュニケーションにはそれなりの稼動や労力を費やさなければいけません。

「イベント計測」のニーズには、たとえば次のようなものが挙げられます

上記のようなケースでは、Google アナリティクス単独だとすべてのリンクに対して個別の実装が必要になりますが、Google タグマネージャを併用するときにもやはり個別の実装が必要なのでしょうか?サイト側の実装状況にもよりますが、上記のようなケースでもGoogle タグマネージャのみで計測設定を行うことが可能な場合があります。Google タグマネージャ特有の注意点はあるものの、できることとできないことをある程度把握すれば、HTMLを修正せずにさまざまなクリック計測を実装することが可能です。

クリックした箇所のテキストや画像パスをトリガーにする

トリガーの種類を「クリック - すべての要素」にするとGoogle タグマネージャ上のイベント「gtm.Click」が生成されます。ページのどこをクリックしても、その場所に応じた変数、値を取得することが可能となります。たとえばリンク要素でないテキストをクリックした場合は段落などで区切られたテキストが取得できますし、画像をクリックすれば画像のパスが特定の変数の値に格納されます。カルーセルバナーの画像が固定された画像名で運用されていれば、サイト側に特に何も実装せずにカルーセルバナーのクリック計測を行うことが可能となります。

CSSセレクタを利用する

CSSセレクタを使用しトリガーの条件にすることもできます。ページ内の計測したい対象に一意のIDがある場合などに有効です。詳しくは公式ヘルプのトリガーのページ内、「正規表現や CSS セレクタを演算子として使用する」をご参照ください。

参考:タグマネージャ ヘルプ トリガー「正規表現や CSS セレクタを演算子として使用する」
https://support.google.com/tagmanager/answer/6106961?hl=ja#regex-css

Google タグマネージャはHTMLを修正せずにイベント計測を実現できるので、効率的なサイト運用が可能になります。ただし計測したい内容が複雑だったり更新頻度が高く更新ごとに計測したい内容が変わるといった場合には、更新のたびにタグマネージャの設定更新も必要になりかえってスピードが落ちたり難易度が増す可能性もあります。なんでもかんでもすべてGoogle タグマネージャのみで完結させなければならないというわけではありません。メリットとデメリットを理解したうえで、たとえばサイト全体で共通して適用できるイベント計測はGoogle タグマネージャのみで完結するように設定しておき、頻繁に更新され計測内容の変更が予想される箇所ではイベント内容は個別に実装し、タグ生成・送信をGoogle タグマネージャで行うなど、中長期的なメンテナンス性も考慮した設計・実装をするのがよいでしょう。

2017年5月19日(金)開催「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」のご案内

ディレクター 田口

来る2017年5月19日(金)に「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」と題したセミナーを開催させていただくことになりました。今回はいわゆる「年度初め」というタイミングですので「初級者向け」という形で基本的な内容に話題を絞り込む予定です。

私どもは普段からさまざまなお客様のGoogle アナリティクスの設定やレポートを拝見する機会が多いのですが、必要なデータが収集できていなかったり、本来はつながっているはずのセッションが途中で途切れてしまっている、1回のページ閲覧で同一プロパティへのページビューヒットが2回、3回送信されている...といった状況をしばしば目にします。これは基本的な設定がされていなかったり誤っている、あるいはサイトへの実装が間違っていることが原因です。

せっかく導入されているGoogle アナリティクスも、設定や実装が間違っていると間違ったデータに基づいて分析したり、分析しようにも必要なデータがそこに無いといった事態に陥ってしまいます。

本来は分析結果に基づいた意思決定、具体的なアクションが目的のはずなのに、こうなると「分析以前の問題」になってしまいます。そこでまずは設定を見直して収集するデータの品質を向上させ、正確なデータに基づく意思決定とアクションを実行できる分析環境を整えるのが急務だと考え、今回のセミナーを企画することになりました。

ご多忙中とは存じますが、皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

基本の設定を見直すだけで解析が変わる!【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー

Google Data Studio(データスタジオ)でGoogle アナリティクスの「セグメント」の利用が可能になりました

ディレクター 田口

これまで、Google Data Studio(データスタジオ)では「フィルタ」は使えましたが「セグメント」を使うことはできませんでした。しかし今回のアップデートで「セグメント」の利用が可能になりました。システムにあらかじめ設定されているデフォルトのセグメントだけではなく、ユーザーが作ったカスタムセグメントも指定可能です。Google アナリティクスを使う上でセグメント機能は欠かせないものです。これが使えるようになったので、データスタジオはますます使いやすく、そして「使える」状態になったと言えるでしょう。

Google データスタジオのプロパティパネル「セグメント」の項目

使い方は簡単です。編集モードに入ったら「プロパティパネル」を選択し「データ」タブをアクティブにして下さい。スクロールダウンしたら一番下に「Google アナリティクスのセグメント」というメニューが追加されています。
同じディメンションと指標の組み合わせで適用するセグメントを変えて並べる「セグメント別ダッシュボード」をサイト運用チームでシェアするなど、いろいろな使い方ができそうです。データスタジオをフル活用して成果を挙げましょう。