松山デザイナー専門学校で、Webアクセシビリティの出張授業を行いました
エグゼクティブエディター 上原ミツエーリンクスは社会貢献活動の一環として、日本全国の専門学校向けにWebアクセシビリティの出張授業を無償で提供しています。これまで3校で出張授業を実施しており、今回の学校法人 松山ビジネスカレッジ 松山デザイナー専門学校(以下、松山デザイナー専門学校)が4校目となります。
実施内容について
当日は、Webクリエイター学科の1年生と2年生、16名の学生のみなさまに向けて、当社エグゼクティブ・フェローの木達が特別授業「これからはじめるWebアクセシビリティ」を実施しました。約3時間という長丁場の授業を前半・後半に分け、どちらも講義60分とグループディスカッション30分という構成で実施しました。
前半は、「Webアクセシビリティ入門」と題し、Webアクセシビリティの基礎知識と取り組むべき理由などを解説しました。グループディスカッションでは、「アクセシビリティは障害者や高齢者のためだけのものと考えていたか」「Webアクセシビリティに対する見方は変化したか」などについて、グループ内で話し合いました。

木達の講演の様子
後半は、「改正障害者差別解消法とWebアクセシビリティ」というテーマで展開。改正障害者差別解消法とはどのような法律か? Webアクセシビリティにおいて配慮すべき点は? などについて解説しました。その後、「障害者差別解消法のような法律は必要か」「企業に対する合理的配慮/合理的調整の法的義務化に賛成か」などの題目で、グループディスカッションを行いました。

学生のみなさまによるグループディスカッションの様子
授業の様子は、松山デザイナー専門学校の記事でもご紹介いただいていますので、こちらもぜひご覧ください。
参加された学生のみなさまの感想
当日参加された学生のみなさまから寄せられたコメントを、一部抜粋・編集して紹介します。
本日は貴重なお話をありがとうございました。アクセシビリティについて理解が深められました。自分がWebサイトを作るときは、誰でも使いやすく、伝わるデザインを実現できるよう工夫したいです。
誰もが困らずに使えるWebサイトを作るためには、技術を見せるのではなく、文字が読みやすい、利用しやすい、HTMLがしっかり書けているなど、基礎をしっかりと押さえておくことが必要だと思いました。
Webアクセシビリティは、全員に配慮するものだと知りました。私がWebサイトを制作するときは、Webアクセシビリティを義務だと思わずに、無意識に実践できるようにしたいです。
日本では、アクセシビリティが普及しているものだと思っていましたが、授業で紹介された評価指標のデータでは、日本の普及率は低くて驚きました。
松山デザイナー専門学校 高橋先生のコメント
今回、ミツエーリンクス様に「Webアクセシビリティ」の特別授業をお願いした理由は、学生に社会で働く現場の声を直接届けたかったからです。地方では、トップ企業の話を聞ける機会は多くありません。だからこそ、今回の授業は学生にとって、非常に貴重な学びになると考えました。
アクセシビリティについては、普段の授業の中でも触れています。しかし、学生たちには「やればいい」という感覚ではなく、なぜ必要なのかを理解した上で取り組んでほしい。今回、Webアクセシビリティの重要性やその背景を直接伝えていただいたことで、意識が変わるきっかけになったと思います。
また、今回の授業を聞いて、「基本を大切にする」という私たち教員の方針が、間違っていなかったと再確認できました。学生たちにはまず、基本を見つめてほしい。そして、今後それがどのように広がっていくのか、とても楽しみにしています。
最後に
当社では今後もこの出張授業を通じて、学生のみなさまがWebアクセシビリティについて学ぶ機会を提供していきたいと考えています。ご関心のある教育機関のご担当者がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。