検品だけではない!品質管理には欠かせない、検品以外の業務

品質管理スタッフ 大石

品質管理部の主な業務は社内で作られたWebページの検品業務ですが、検品に関わるルールの策定、検品に入る前の事前調査など、実は検品以外にもさまざまな業務を行っています。
今回はそんな検品以外の業務の一部をご紹介します。

集計業務

どれだけミスなくWebページを作ることができたか、部署単位と個人単位で集計を実施し、共有を行っています。
基本的には週単位、月単位で集計を行っており、ミスが多かった部署や個人に対しては、改善に向けた業務状況の分析をお願いしています。
業務改善につながり、社内の制作物のクオリティを保つためにもこの集計を出すことはとても意義のあることであり、品質管理部の大切な業務の1つです。

大型案件の検品前の情報収集

基本的には社内の全案件に対し、品質管理部の検品業務が発生しますが、特に注意が必要なのが大型案件です。
数百、数千ページ単位での検品になるので、個別に担当者を設けて案件担当者にヒアリングを行い、納品スケジュールなど案件に関わる情報の事前収集を徹底しています。そうすることで、作業予定を早い段階で立てることができ、スケジュールに余裕を持って精度の高い検品を行うことができます。
また、案件によって複雑な知識が必要なものもあるので、スムーズな検品作業を行うために担当者から検品スタッフへの案件情報の連携はとても重要となります。

検品工程のルール作り

先ほど情報の連携は重要と書きましたが、これは実際に検品を行う際にもいえることです。
検品中にページ内の情報に変更が発生し、制作スタッフが修正を加えなければならなくなることは少なくありません。その際に検品を行っているものに対し修正を加えてしまうと途中で情報が変わってしまい、検品そのものが成立しなくなってしまいます。
そういったことを防ぐために"検品中"や"未処理"など、依頼が現在どういったステータスになっているかが分かるよう検品の依頼内容に明示的に表現し、検品の依頼をしたものに対して修正を行う際は作業前に連絡をしてもらうようルールを定めています。
ほかにもルールはありますが、どのルールも検品での漏れを防ぐために必要なルールです。一度作ったルールも状況に合わせて、改変を行っています。

品質管理部といえば検品業務がメインですが、当社では今回紹介したようなさまざまな業務も行っています。
今回紹介できなかった業務もたくさんありますが、全てはミツエーリンクスの制作物へのクオリティ担保、という大切な目的のための業務です。