検品業務の紹介や、Web環境の変化に関する情報(ブラウザのアップデートなど)を中心に、Webコンテンツの品質についての話題を提供します。

Firefox 96.0.2がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Firefoxのバージョン96.0.2がリリースされました(リリースノート:Firefox 96.0.2, See All New Features, Updates and Fixes)。

このアップデートでは、Facebookアプリを開いた状態でウィンドウのサイズを変更するとクラッシュする問題など、複数のバグが修正されています。

セキュリティに関する修正は、含まれていません。

Chrome 97.0.4692.99がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Chromeのバージョン97.0.4692.99がリリースされました(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

このアップデートには26件のセキュリティの修正(うち1件は重要度「クリティカル」、16件は「高」)が含まれています。

品質の追求(その2)Web標準準拠の普及

取締役 木達

前回、品質の追求(その1)Web標準準拠では、Web標準準拠が普及した過程については詳しく掘り下げませんでした。当社が制作物の品質向上に取り組んできた道のりを振り返るシリーズ記事の第2回として、その過程にスポットを当てます。なぜWeb標準が重要か、その価値を広く当社のお客様や社内向けに訴求するべく最初に取り組んだのが、セミナーの企画・開催です。

2004年から2008年にかけて、Web標準セミナー(基礎編)は都合11回を開催。またその後継として、Web標準セミナー(応用編)を2009年に開催しました。その合間を縫うように、ブラウザベンダーのご担当者様にも協力をいただき、「IE7とWeb標準準拠」解説セミナー、Internet Explorer 8とWeb標準セミナーをそれぞれ開催しています。

ちょうどその時期にBlogが流行、定着し始めていたこともあり、2005年2月にWeb標準Blog開設。以後2013年2月まで、Web標準に特化した記事を執筆・公開し続けました。私自身はそのBlog運営の最初期において、Web Standards Project(WaSP)参加していたことから、WaSP Buzzにある記事の日本語訳の提供を担当していました。

また、Web標準関連の書籍の出版を通じた普及にも取り組みました。主には、先行してWeb標準準拠へのムーブメントが盛り上がっていた英語圏の書籍の日本語版に対し、監修の立場として関わらせていただきました。既に絶版・入手困難となっているものばかりですが、出版時期の古いものから順に紹介します:

  1. Designing with Web Standards〜XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践
  2. Web標準デザインテクニック即戦ワークブック〜XHTML+CSSを正しく賢く書くための15問
  3. スタイルシート スキルアップ・デザインブック I
  4. スタイルシート スキルアップ・デザインブック II
  5. CSS Zen Garden Book
  6. マイクロフォーマット 〜Webページをより便利にする最新マークアップテクニック〜
  7. Webデザイン プロフェッショナルワークフロー・バイブル
  8. プロクリエイターの作例に学ぶ XHTML+CSS達人テクニック
  9. 入門 HTML5

ちなみに私自身が監訳したのは、9冊中最初の7冊です。上記の一連の取り組みと並行して、各種雑誌・メディアへの寄稿やイベントでの登壇にも、積極的に取り組みました。数が多いため個別には取り上げませんが、個人的にはイベント登壇の端緒となったCSS Nite Vol.3を特に印象深く記憶しています(コラム「Web標準のススメ」参照)。

当社が取り組むより前からWeb標準の必要性や重要性を世に訴え、またその普及に取り組んでいらした個人の方々や組織、企業の活動とも相まって、社内外を問わずWeb標準準拠は普及しました。社内的に各種の取り組に一区切りつけたのは、Web標準の名を冠した組織である「Web標準チーム」を「モバイルチーム」に改称した2011年のことだったと思います(コラム「Web標準からモバイルへ」参照)。

Firefox 96.0.1がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Firefoxのバージョン96.0.1がリリースされました(リリースノート:Firefox 96.0.1, See All New Features, Updates and Fixes)。

このアップデートでは、Content-Lengthヘッダーの処理をより堅牢にするなど、複数のバグが修正されています。

セキュリティに関する修正は、含まれていません。

Firefox 96.0がリリース

取締役 木達

デスクトップ版Firefoxのバージョン96.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 96.0, See All New Features, Updates and Fixes)。

新機能として挙げられているのは、音質の改善、動作の軽量(高速)化、CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)への対策の強化という3点。最後のCSRF対策については、クッキーをより安全に取り扱うため、「Cookie Policy: Same-Site=lax」という指定がデフォルトで有効になり、先行してバージョン80で同様の指定を行ったGoogle Chromeと足並みが揃った格好です。

ことフロントエンド周辺に関しては、色の指定にhwb()記法が使用できるようになった点や、color-schemeプロパティに対応した点が目を引きます。後者は、OSレベルの異なるカラースキームにデザインを適合させるのに有用なプロパティで、昨今のWebデザインのトレンドの1つ、ダークテーマ対応で既にご存じの方もいらっしゃることでしょう。

ほかにも数々の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全18件、うち重要度高:9件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 96 for developers - Mozilla | MDNが参考になるでしょう。

次のメジャーバージョンアップ、Firefox 97のリリースは、Firefox Release Calendar - MozillaWikiによると2022年2月8日の予定のようです。

Google Chrome 97が安定版に

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

Google Chrome 97が安定版になり、デスクトップ版Chromeでバージョン97.0.4692.71がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

本バージョンで注目したのは、DevToolsの新機能のひとつ、Recorderパネルです。これは、ブラウザ上の一連の操作を記録し、ネットワーク接続の異なる状況を模擬した状態で再生させたり、パフォーマンスを具体的に計測できるものです。作成した記録は、Puppeteerで利用可能なスクリプトに出力することもできます。

この機能の詳細はRecord, replay and measure user flows - Chrome Developersで紹介されていますが、Record and replay user flow with the Recorder panel | DevTools Tips - YouTubeにある動画を見ていただくと、利用方法が理解しやすいと思います。

Record and replay user flow with the Recorder panel | DevTools Tips

このアップデートにはほかにも数多くの修正(セキュリティに関する修正については37件)と改良が含まれています。新たに追加されたDevToolsの機能については、DevTools の新機能 (Chrome 97) - Chrome Developersにまとめられています。

次のメジャーバージョン、Chrome 98のリリースは、Chromium Dashによると2022年2月1日の予定のようです。

Firefox 95.0.2がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Firefoxのバージョン95.0.2がリリースされました(リリースノート:Firefox 95.0.2, See All New Features, Updates and Fixes)。

このアップデートでは、C/E/Zシリーズの「Bobcat」CPUで動作するWindows 7、8、8.1環境において、頻繁にクラッシュが発生していた件が修正されています。

セキュリティに関する修正は、含まれていません。