Web品質Blog
検品業務の紹介や、Web環境の変化に関する情報(ブラウザのアップデートなど)を中心に、Webコンテンツの品質についての話題を提供します。
Chrome 119.0.6045.159/.160がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
デスクトップ版Chromeで新たなバージョンがリリースされました。安定版としては、Windows向けには119.0.6045.159/.160、macOSとLinux向けには119.0.6045.159が最新バージョンになります(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
このアップデートには4件のセキュリティの修正(うち2件の深刻度は「高」)が含まれています。
Chrome 119.0.6045.123/.124がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
デスクトップ版Chromeで新たなバージョンがリリースされました。安定版としては、Windows向けには119.0.6045.123/.124、macOSとLinux向けには119.0.6045.123が最新バージョンになります(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
このアップデートには1件のセキュリティの修正(深刻度は「高」)が含まれています。
Firefox 119.0.1がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
デスクトップ版Firefoxのバージョン119.0.1がリリースされました(リリースノート:Firefox 119.0.1, See All New Features, Updates and Fixes)。
本バージョンでは、select要素に指定した色がドロップダウンメニューの矢印に適用されない問題などが修正されました。
セキュリティに関する修正は、含まれていません。
Google Chrome 119が安定版に
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
Google Chrome 119が安定版になり、デスクトップ版ChromeでWindows向けには119.0.6045.105/.106、macOSとLinux向けには119.0.6045.105がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。リリース間隔が4週間から3週間に短縮されてから、初のメジャーバージョンアップです。
New in Chrome 119: cookies expiration limit updated, CSS updates, & fenced frames improvements!
フロントエンド関連で注目なのがCSSのサポートで、まず:user-valid
と:user-invalid
という2つの擬似クラスがサポートされました。既存の:valid
や:invalid
擬似クラスと似ていますが、userという言葉が先頭についていることからお察しのとおり、ユーザーが入力フォームを操作したあとで適用される点が異なります。詳細はフロントエンドBlogの記事、:user-validと:user-invalid擬似クラスをご覧ください。
また色に関して、相対色構文がサポートされています。これはCSS Color Module Level 5で定義されているもので、英文の記事ですがCSS relative color syntax - Chrome for Developersで詳しく解説されています。この構文を用いますと、ある色を元に別の新しい色を定義したり、異なる色空間を選択することができます。
Thinking on ways to solve RELATIVE COLORS
そして、clip-path
プロパティにおいて、値のサポートが充実しました。同プロパティは、要素のどの部分を表示するか、そのクリッピング領域を定義するものです。 Chrome 119において<geometry-box>
値のほか、xywh()
とrect()
の2つの関数がサポートされました。
このアップデートにはほかにも数多くの修正(セキュリティに関する修正については15件)と改良が含まれています。開発者向けの情報はNew in Chrome 119 - Chrome for Developersにまとまっています。特に、新たに追加されたDevToolsの機能については、What's New in DevTools (Chrome 119) - Chrome for Developersにまとめられています。
次のメジャーバージョン、Chrome 120のリリースは、Chromium Dashによると2023年12月5日の予定のようです。
Firefox 119.0がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
デスクトップ版Firefoxのバージョン119.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 119.0, See All New Features, Updates and Fixes)。
リリースノートのなかで大きく取り上げられているのが、Firefox Viewの改善と、PDF編集機能の強化です。
Firefox Viewは、バージョン106以降において提供されているもので、既にアクセスしたことのあるWebコンテンツを再訪するのに便利な機能です。すべての開いているタブや、Firefox Syncで同期している場合は他のデバイス上のすべての開いているタブが表示されるようになり、また履歴を日付ないしサイト名で並べ替えることができるようになりました。
PDF編集機能については、従来のテキストやインク注釈の追加に加えて、画像やその代替テキストを追加できるようになっています。
本バージョンには、ほかにも複数の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全11件、うち重要度高:3件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 119 for developers - Mozilla | MDNが参考になるでしょう。
次のメジャーバージョンアップ、Firefox 120のリリースは、Firefox Release Calendarによると2023年11月21日の予定のようです。
Chrome 118.0.5993.117/.118がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
デスクトップ版Chromeで新たなバージョンがリリースされました。安定版としては、Windows向けには118.0.5993.117/.118、macOSとLinux向けには118.0.5993.117が最新バージョンになります(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
このアップデートには2件のセキュリティの修正(うち1件の深刻度は「高」)が含まれています。
Chrome 118.0.5993.88/.89がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達
検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
デスクトップ版Chromeで新たなバージョンがリリースされました。安定版としては、Windows向けには118.0.5993.88/.89、macOSとLinux向けには118.0.5993.88が最新バージョンになります(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
このアップデートには1件のセキュリティの修正が含まれています。