検品業務の紹介や、Web環境の変化に関する情報(ブラウザのアップデートなど)を中心に、Webコンテンツの品質についての話題を提供します。

Chrome 90.0.4430.85がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Chromeのバージョン90.0.4430.85がリリースされました(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

このアップデートには7件のセキュリティの修正(うち5件は重要度「高」)が含まれています。

Firefox 88.0がリリース

取締役 木達

デスクトップ版Firefoxのバージョン88.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 88.0, See All New Features, Updates and Fixes)。

フォームコントロールのスタイリングに有用な擬似クラス、:user-valid:user-invalidのサポートが目を引きます。Can I useで確認したところ、現時点でサポートしているブラウザはFirefoxのみという状況......ですが、スタイルが適用されるタイミングは既存の:validや:invalid擬似クラスよりユーザー体験の観点で好ましいため、早く他のブラウザの実装が進むと良いなと思います。

また、image-set()のサポートも要注目。機能的にはsrcset属性によく似ていますが、画素密度の多様化と表示パフォーマンス、その双方にバランスよく対応するうえで、背景画像を指定するのに複数の選択肢を用意できるようになったのは、ありがたいなと思います(詳細はimage-set() - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN参照)。Can I useによると、Chromeや(完全ではないようですが)Safariでも既にサポートされていますね。

ほかにもoutlineプロパティによって描画されるアウトラインがborder-radiusプロパティによる角丸表現に対応するなど、数々の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全13件、うち重要度高:5件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 88 for developers - Mozilla | MDNNever too late for Firefox 88 - Mozilla Hacks - the Web developer blogが参考になるでしょう。

次のメジャーバージョンアップ、Firefox 89のリリースは、Firefox Release Calendar - MozillaWikiによると2021年6月1日の予定のようです。

Google Chrome 90が安定版に

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

Google Chrome 90が安定版になり、デスクトップ版Chromeでバージョン90.0.4430.72がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

フロントエンドに関連して気になった変更点は、従来からあるoverflowプロパティで新たにclipという値がサポートされた点です。これを指定した際、ボックスに収まらないコンテンツが切り取られ、スクロールバーも表示されない点はoverflow: hidden;と同じ。しかしスクロールコンテナーではなく、また新しい整形コンテキストを提供しないので、表示パフォーマンスに優れるとのこと。overflow-clip-marginプロパティの効果と合わせて、デモ用コンテンツを実際にChrome 90で確認すると、違いがわかりやすいでしょう。

DevToolsについては、CSSのflexboxをデバッグしやすくなったほか、Core Web Vitalsのオーバーレイ表示が可能になった点が目を引きました。機能的にはChrome拡張のWeb Vitalsが提供してきたのと同じですが、DevToolsに取り込まれたことでプラットフォームの別を問わず、拡張をインストールする手間なく利用できるようになった点は、良いですね。来月にはGoogle検索にページ エクスペリエンスが導入され、Core Web Vitalsがランキング要因となりますから、タイミング的にちょうどよかったのではないでしょうか。

このアップデートにはほかにも数多くの修正(セキュリティに関する修正については37件)と改良が含まれています。新たに追加された主要な機能については、New in Chrome 90 - Chrome Developersがわかりやすいでしょう。また、 DevToolsの変更点はWhat's New In DevTools (Chrome 90) - Chrome Developersにまとめられています。

次のメジャーバージョン、Chrome 91のリリースは、Chromium Dashによると2021年5月18日の予定のようです。

Chrome 89.0.4389.128がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Chromeのバージョン89.0.4389.128がリリースされました(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

このアップデートには2件のセキュリティの修正(いずれも重要度「高」)が含まれています。

Chrome 89.0.4389.114がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Chromeのバージョン89.0.4389.114がリリースされました(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

このアップデートには8件のセキュリティの修正(うち6件は重要度「高」)が含まれています。

Firefox 87.0がリリース

取締役 木達

デスクトップ版Firefoxのバージョン87.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 87.0, See All New Features, Updates and Fixes)。

リリースノートを眺めていて気になったのは、macOSのスクリーン・リーダー、VoiceOverに完全に対応した点です(VoiceOver Support for macOS in Firefox 87)。昨年8月の開発者向けプレビュー、そして12月のバージョン85ベータ版と段階的に提供ユーザーの幅を広げ、ついにこのバージョン87でVoiceOverが提供するすべての機能への対応とパフォーマンスを両立させたとのこと。他のプラットフォーム(Windows、Linux、Android、iOS)上と同じようにFirefoxを利用できるようになったのは、スクリーン・リーダーユーザーの皆さんにとって朗報でしょう。

開発者目線では、OS側でテーマを切り替えることなく、開発ツール上で簡単にprefers-color-schemeメディアクエリのシミュレーションが可能になった点が目を引きました。詳細はExamine and edit CSS - Firefox Developer Toolsというページの「View @media rules for prefers-color-scheme」にある通りですが、見た目にわかりやすいスイッチでライトモードやダークモードでの表示を確認できるようになりました。87より前のバージョンでも、about:configからdevtools.inspector.color-scheme-simulation.enabledの値を変更することで利用できたようですが、これは嬉しいですね。

開発ツールに備わったカラースキームのシミュレーターボタン

ほかにも数々の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全8件、うち重要度高:2件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 87 for developers - Mozilla | MDNIn March, we see Firefox 87 - Mozilla Hacks - the Web developer blogが参考になるでしょう。

次のメジャーバージョンアップ、Firefox 88のリリースは、Firefox Release Calendar - MozillaWikiによると2021年4月20日の予定のようです。

Chrome 89.0.4389.90がリリース

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

デスクトップ版Chromeのバージョン89.0.4389.90がリリースされました(リリースノート:Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

このアップデートには5件のセキュリティの修正(うち3件は重要度「高」)が含まれています。