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原稿の所在を確認することの大切さ


品質管理スタッフ 小稗

社内では、実装作業のおわったページは社内システムに登録され、「検品依頼」という形で後工程である品質管理部にバトンタッチされます。

その検品依頼には、検品対象となるテストドメインのURLと、対になる原稿(の格納場所)が指示されるのですが、つい先日自分が経験したケースは少し変わったものでした。

検知される間違いの箇所が多過ぎる

その依頼は紙原稿をPDF化したファイルが原稿として指示されていました。珍しいことはないノーマルな依頼のパターンでしたので、ページ内のテキストについてはこれを正として検品を開始しました。

ところが、微妙なテキストの間違いが多数見つかります。検品時に原稿との差異を見つけた場合は実装したスタッフにフィードバックするのですが(社内では「検品戻し」と呼んでいます)、この箇所がどんどん増えていきます。PDF原稿にはない文言が実装されているなど、単純にコピー&ペーストしているなら発生しない差異も見つかりました。

検品をいったんストップ

実装者の手元のケアレスミスではなく、前工程での進行に何らかの問題が生じている可能性を想定しながら検品を進めましたが、複数ページで同様の状況を確認したところで、いったん検品を止めました。

前工程で起きたであろう問題を推測

検品を進めながら上記のような可能性を推測していました。これらの可能性をすべて視野にいれながらそのまま検品を進めるのは得策ではないと判断し、いったん手を止めた次第です。

原稿に対する誤認が原因

すぐに実装したスタッフに問い合わせ、その案件の担当ディレクターに参照すべき原稿について確認をいれてもらいました。その結果、以下の状況が確認されました。

結果、実装スタッフの勘違いに起因したミスの多発でした。個人的には誤認が生じたことよりも、原因が明らかになったことに安心しています(原因が明らかにならない問題の方が対処が難しい)。PDFの内容が優先であることも確認し、スケジュールも調整して、テキストの差分をすべて修正した上で改めて検品を再開することにいたしました。

プロセスでミスを予防

もちろん誤認がないに越したことはないのですが、実装者個人のヒューマンエラーが納品物のクオリティ低下に直結してしまうことは避けたいところです。別部門(品質管理部)ででき上がりを検品するという社内プロセス、今回はうまく機能してくれたという認識です。