Google Chrome 146が安定版に
エグゼクティブ・フェロー 木達検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
Google Chrome 146が安定版になり、デスクトップ版ChromeでWindowsとmacOS向けには146.0.7680.71/72、Linux向けには146.0.7680.71がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
個人的に注目した点は、OSレベルの文字サイズ設定を尊重した表示を実現するmeta要素、<meta name="text-scale">がサポートされたことです。仕様としては、CSS Fonts Module Level 5のThe scale keywordで標準化が進められつつあるもので、初期の提案内容をExplainer: meta tag for text scaling behaviorで確認することができます。英語の記事ですが、
- Try text scaling support in Chrome Canary - Josh Tumath
- A new meta tag for respecting text scaling on mobile - Manuel Matuzovic
をご覧いただくと、それがどのように機能するかイメージしやすいと思います。ただし、OSレベルの文字サイズ設定にWebブラウザがどのように対応するかは、Honoring Mobile OS Text Size -- Adrian Roselliにあるように現時点でばらつきがある点には、注意が必要でしょう。
上記以外ですと、先日Firefox 148.0でサポートされたSanitizer APIをサポートしたほか、スクロール駆動アニメーションに対応(詳細はChrome for Developersの記事「CSS スクロール トリガー アニメーションがまもなく登場します」を参照)した点が目を引きました。
また別途、アクセシビリティBlogの記事「ロービングタブインデックスを採用したUIの実装コストを下げるfocusgroup属性」で紹介していたfocusgroup属性も、本バージョンで実装されています(ただし実験的な位置付けであり、オリジントライアル)。
このアップデートには、ほかにも数多くの修正と改良が含まれています。開発者向けの情報はChrome 146のリリースノートやChrome 146の新機能、またDevToolsの新機能(Chrome 146)にまとまっています。
次のメジャーバージョン、Chrome 147のリリースは、Chromium Dashによると2026年4月7日の予定のようです。