1990年代、アーカー教授の『ブランド・エクイティ戦略』の出版以来、欧米や日本でブランドに関する論考が盛んに発表され始めました。その理由はいろいろありますが、主なものは次の通りです。

  1. 企業買収が盛んになり、企業の買収価値を確定するためにブランドの市場価値を確定する必要が生じた
  2. 欧米において小売業の吸収・合併が盛んに行われ上位集中が進んだ。交渉力を強めた小売業のプライベート・ブランドナショナル・ブランドをおびやかすようになった
  3. 商品・サービスの類似品が多くなり、競合者との間で差異を明確にしにくくなったことによってコモディティ 化してきた
  4. 欧米においてMBA取得者が3〜5年で成果を出そうとして、ブランド資産を蓄積せずに消費してしまう弊害がはっきりしてきた
  5. マーケティング論、消費者行動論、広告効果論などの学問分野において研究が専門的、細分化していった状況があり、これを統合する、連関させるキー・ワードとしてブランドが注目されるようになった

参考文献

  • 『記入式ブランド戦略入門』吉田伴内(けやき出版)

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