エクイティとは、資産から負債を差し引いた正味資産のことです。ブランドを資産としてとらえる考え方であるブランド・エクイティ概念は、1980年代後半から論じられ始めました。1991年デービット・アーカー教授(カリフォルニア大学)が、"Managing Brand Equity"(邦題『ブランド・エクイティ戦略』)を体系化し、いっきにブランド論が隆盛しました。アーカー教授はブランド・エクイティを「企業や顧客に製品やサービスによって提供される価値の増減の源であるブランド(具体的にはブランド・ネームやシンボル)に直結したブランドの資産(アセット)と負債の差し引き合計だ」としています。その構成要素としてブランド・ロイヤルティブランド認知知覚品質ブランド連想を挙げています。ケビン・レーン・ケラー教授の言うように消費者にとって意味のある差異の存在がブランド資産の増大には欠かせません。

参考文献

  • 『ブランド・エクイティ戦略』D・A・アーカー(陶山計介他訳)ダイヤモンド社
  • 『戦略的ブランド・マネジメント』ケビン・レーン・ケラー(恩蔵直人・亀井昭宏訳)東急エージェンシー

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