Twitterの画像に代替テキストが設定可能に

アクセシビリティ・エンジニア 辻

Twitterのソフトウェア・エンジニアのTodd Kloots氏(@todd)は、3月29日のTwitter Blogの記事『Accessible images for everyone』で、Twitter上に投稿される画像に代替テキストが付けられるようになったと述べています。

Twitterのタイムラインにはしばしば、pic.twitter.comという文字列を含んだツイートが流れてきます。スクリーン・リーダーを使っている私はこれまで、この文字列を含むツイートのURLを開くことはほとんどありませんでした。 URLを開いたとしても、そこには代替情報のない写真があるだけで、そのページで有益な情報を得ることができないと考えていたからです。

今回のTwitterの変更では、iOS版及びAndroid版のTwitterアプリを使用している利用者が、画像を投稿する際に代替テキストを設定できるとのことです。代替テキストは420文字以内で設定できるそうなので、投稿しようとしている画像の内容を十分に説明できるものと思います。 機能の使用方法はTwitterに投稿する画像のアクセシビリティを向上させるで紹介されておりますので、iOS版及びAndroid版のTwitterアプリをご使用の方は是非お試しください。

設定された代替テキストはスクリーン・リーダーや点字ディスプレーなどの支援技術で利用することができるので、私のような視覚障害者のユーザーにとって、Twitterに新たな楽しみが加わるものと期待しています。