Firefox 147.0がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達デスクトップ版Firefoxのバージョン147.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 147.0, See All New Features, Updates and Fixes)。
本バージョンでは、GPU周りでの更新内容が目を引きました。まず、Apple Siliconプロセッサ搭載のすべてのデバイスで、WebGPUのサポートが有効化されています。MシリーズのApple Siliconが登場したのは2020年に遡るため、ようやく......という気がしなくもないですが、Macユーザーの私にとっては朗報です。
また、AMD GPU搭載システムにおいては、ビデオ再生のパフォーマンスが向上しました。これはハードウェアデコードが有効化された前提において、CPUやメモリを介することなくGPUに直接データを送って処理する「ゼロコピー再生」によるもので、IntelやNVIDIA製のGPUと同等の機能がサポートされたことになります。
フロントエンド周りでは、CSS anchor positioningのサポートが追加されたほか、View Transitions APIのサポートが向上しています。後者については、依然として単一ページのWebアプリ、いわゆるSPA(Single Page Application)向けであって、ページをまたいでのビュー遷移のサポートはこれからになります(Can I useのView Transitions (cross-document)参照)。
本バージョンには、ほかにも複数の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全16件、うち重要度が高:7件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 147 release notes for developers (Stable) - Mozilla | MDNが参考になるでしょう。
次のメジャーバージョンアップ、Firefox 148のリリースは、Firefox Release Calendarによると2026年2月24日の予定のようです。