Firefox 155.0がリリース
エグゼクティブ・フェロー 木達デスクトップ版Firefoxのバージョン155.0がリリースされました(リリースノート:Firefox 155.0, See All New Features, Updates and Fixes)。
本バージョンではSmart Windowがアメリカ、カナダ、フランスのすべてのユーザー向けに、プログレッシブロールアウトで展開が始まりました。日本で同機能を試用するには、まだ待機リストへの登録が必要なようです。
同じくプログレッシブロールアウトにより、ブロックしたトラッカーの数のアドレスバーでの表示が展開され始めています。これにより、プライバシー保護機能の動作状況がわかりやすく可視化されます。リリースノートには、表示される様子の動画が掲載されていますので、そちらを是非ご覧ください。
仕様変更されたなかで興味深かったのが、CSSでネストされたブロックや関数の階層を75まで制限するようになった点です。極端に深いネスト構造がクラッシュを引き起こしていたのを防止する、つまり動作の安定性向上が目的とのことですが、実用上は問題ない閾値が75ということなのでしょう。
そのCSSに関しては、新たにprogress()やalpha()関数がサポートされたほか、attr()関数があらゆるプロパティで利用できるようになりました。従来、contentプロパティの値として文字列を表示させるのがユースケースとして代表的でしたが、これにより任意のプロパティで値にattr()関数を活用できます。
本バージョンには、ほかにも複数の機能追加、バグ修正、セキュリティ修正(全29件、うち重要度が高:13件)が含まれています。開発者向けには、Firefox 155 release notes for developers (Stable) - Mozilla | MDNが参考になるでしょう。
次のメジャーバージョンアップ、Firefox 156のリリースは、Firefox Release Calendarによると2026年9月15日の予定のようです。