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スタジオ移転と今後の展開

2005年10月28日

ミツエーサウンドビジュアル 取締役
竹島 慶

15年の長きに渡って皆様にご愛顧いただいた当社の音声収録スタジオが10月11日、新井薬師から西新宿の本社隣へ移転しました。今回の移転により、本社インターネット事業部門とのコミュニケーションが容易になりますので、今まで以上に、「音声」「映像」という表現手法を盛り込んだインターネット用コンテンツを皆様に提供できると考えています。

スタジオリニューアル計画

実は、数年前より顧客層、プロジェクトタイプ、メディアタイプ、音響設備など、私達の事業をとりまくさまざまな環境や、市場ニーズの変化を考慮したとき、新井薬師のマンションの一室を改造した、単純に音声収録/編集が出来るだけのスタジオでは、今後のビジネス展開に限界が来るのではないかと感じていました。

ただ、スタジオのリニューアルには、コストの問題もさることながら、音響・音質、設備の設定安定化や空間の取り方など、クオリティに直結する多くのリスクを設計段階からクリアする必要があり、必要性を感じてはいたものの、「失敗したら取り返しの付かない事になりかねない」というプレッシャーもあり、実現については、かなり悩んでいたのも事実です。

そんな事もあり、本社移転後、社長から「スタジオも移転するぞ!」と言われたときは、喜び半分、心配半分というのが正直な気持ちでした。

設計コンセプト

私達が考えていた基本コンセプトは下記3点。

  • 既存のお客様も今後取引を始めるお客様も安心して利用できる空間
  • 将来の市場ニーズに対応できるスタジオ
  • シンプルな機材/セッティングであること

当たり前といえば当たり前のコンセプトですが、15年間この事業を行った中で培ったノウハウや、「ミツエーリンクスらしさ」を改めて考え直すと、とにかくゴテゴテと意味無く飾り立てたスタジオではなく、「将来的な変化にもフレキシブルに対応出来る、シンプルな音声収録スタジオが良い」という結論に至ったのでした。

もちろん、実際に設計/施工/ワイヤリングを担当していただいた業者には、数度に渡る打ち合わせの中で、かなり細かいところまで注文を出す事になりました。

安心できる収録環境とニュアンスを具現化する編集環境

実際に出来上がったスタジオは、「オフィス/編集ルーム」と、「収録ルーム」の、機能別に分かれた2部屋ともに、防音、機材、ワイヤリング、ネットワークなど、基本構造は非常に満足のいくものでした。基本コンセプト通り、とてもシンプルな設備/設定なので、オペレーションの専門性というハードルを低く抑える事が出来、顧客のイメージを具現化する為の、細かいイメージ・ニュアンスの追求や、スタッフの個性を活かした編集作業など、今まで以上に高い次元での成果を発揮出来るスタジオになったのではないかと思います。

今後我々が目指すところ

ブロードバンド回線の普及や、サイトの差別化戦略、などにより、インターネット上でのコンテンツ表現幅は確実に向上しており、今後は、音声・動画コンテンツでの表現が旬を迎える事になると予想されます。私達は、これまで培ったノウハウを先日リリースしたPodcastサービスを始め、インターネット上での最先端のサービスを提供しながら、今後も顧客満足の推進を図って参りたいと考えております。