2006年12月28日 年末のご挨拶

代表取締役
髙橋 仁

2006年も押し詰まり、残すところあと数日となりました。顧客企業様には、本年のご愛顧に深くお礼を申し上げます。

この1年を振り返りますと、年間を通して景気の状態もよく、Web業界全体が活動しやすい環境にあったと思います。そのような環境下、弊社は将来に向けた施策をひとつひとつ積み上げてまいりました。
この場を借りまして、本年の活動の一部をご報告いたします。

技術面

約3年前から取り組んでまいりました「Web標準」に関しましては、業界全体の盛り上がりに後押しされたかたちで、その有用性が深く市場に浸透しはじめました。

情報提供活動といたしまして、関連書籍の日本語翻訳活動をはじめWeb Standards Project(WaSP)に掲載された記事を独自に翻訳して「Web標準Blog」で公開。また「ミツエーリンクスVideocasting」を活用して、世界で活躍するエキスパートへのインタビューを敢行、さらに、W3C関連では「W3C10 Asia」の公開シンポジウムにパネリストとして参加するなど、さまざまな場所で積極的に活動してまいりました。

リッチ系コンテンツの分野では、世界中の研究者がCGの研究成果を発表しあうコンピュータグラフィックスの祭典、「SIGGRAPH(シーグラフ)」にエキジビターとして継続的に参加するなど、舞台を世界に広げた研究活動を行っています。制作実績としては、「Favourite Website Awards(FWA)」において、2005年「月間優秀賞」に続いて本年は「Site Of The Day賞」を受賞いたしました。

構築、新サービス関連

User Experience(ユーザー・エクスペリエンス)の切り口として、音声動画の活用に関する研究に取り組みました。その結果、Podcastサービス、Videocastサービスとして成果を結実させることができました。また、より双方向性を高める手段として、Flash技術との連携を試み、これらは「Flash Video CM」としてサービス化しております。さらにAjax技術の活用事例として、「コンタクト管理システム」の管理画面にAjax技術を活用、画面遷移の減少、読み込み時間短縮によるストレスの少ない操作性を実現しております。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)分野においては、「Web Rubato」をリリースいたしました。エクスプレッション・エンジンを使用した実装方法のほかに「オープンソースのCMS」を取り入れ、顧客企業様の用途やニーズに合わせたサービスを可能にしました。これらはWeb標準を実装するうえで相性が良いことは言うまでもありません。

「顧客企業様の近くで、よりきめ細やかなサービスを!」をテーマとして開発された顧客常駐型の「オンサイトサービス」は、ポータルサイト運営企業様や大手企業様から好評をもって受け入れられております。そのほか、Web情報の品質アップを図るために開発された「ウェブ標準表記設計サービス」、国際規格SCORMを採用した「eラーニングプレイヤー(Quick Learning)」、マーケティング活用に適した「キーワード・サーベイ サービス」「3Sマッチング型Web構築サービス」等、数多くの新サービスを市場に投入いたしました。

今後の課題

「Webマーケティング」という言葉は今や社会に浸透しており、Webマーケティングと称するツールやサービスが数多く市場に投入されています。しかし、最近の動向として、Webをマーケティングという企業活動の一部として利用するにとどめず、企業全体の活動、とりわけビジネスプロセス全体にかかわる戦略、改善、問題解決にどのようにWebを活用するのか?という大きなテーマとしてとらえられるようになっていると思われます。

これらの市場の大きな期待に応えるためには、私たち自身の意識を改革していかなければなりません。それはIT技術によって企業を変革するという考え方から、企業のビジネスプロセスの変革にIT技術を活用する、という視点の転換を意味します。言い換えれば、顧客企業様のビジネスプロセスそのものを知る技術の獲得こそ重要だということです。

今まさにミツエーリンクスはこの課題に取り組んでいるところであり、いくつかのメソッドを活用しながら、近い将来ソリューションを提供できる段階にまで高めていく所存です。

来年も弊社は独自路線を貫き、ミツエーらしいソリューションを皆様に提供したいと考えております。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、年末の営業は28日まで、年始の営業開始は、1月4日からとさせていただきます。

それでは、皆様、楽しい年末年始を!

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