2008年5月30日 Webサイトの運営を考える

執行役員
芳賀 穣

サイトガバナンスへの取り組み

「コーポレートガバナンス」という概念は、広く一般的に認知されていますが、Webのメディアとしての公共性の高まりとともに、Webサイトにおいても「サイトガバナンス」への取り組みが多くの企業で行われるようになってきました。

企業によってその取り組みの形態はさまざまです。Web専従部門をつくり、トップダウンで各部門のコンテンツオーナー(Webサイト担当者)をコントロールするケースもあれば、CMSを導入してコンテンツオーナーに裁量を与えるといったケースもあります。

ユーザビリティやアクセシビリティなど、Webサイト全体を通じて維持すべき各種ルールをマネージしていくことは、ガイドラインを策定することで、あるレベルまでは対応できますが、リテラシーの低いコンテンツオーナーへのサポートをはじめ、マネジメント側で対応が必要な業務も少なくはありません。

「運営計画」と「目標設定」

「サイトガバナンス」の視点から、現在抱えているWebサイト運営の課題の中で改善すべき実行タスクを「運営計画」に組み込むことにより、サイト全体の品質を維持しながら改善していくことが可能になります。
「運営計画」を起案する場合には、各種ガイドラインの見直し、CMSの導入検討、定期的なユーザビリティチェック、リンク切れのチェック、サーバー上のデータクリーニングなど、サイト全体をマネージするために必要なポイントは何かを把握しておくことが重要です。

一方、サイト全体の価値を上げていくためには、具体的な「目標設定」が重要です。目標として設定する項目は“定性的”なものではなく、“定量的”な数値データ(アクセスログなど)を基とすることにより、客観的な評価に基づく運営が可能になります。

最近の調査では、Webのリッチコンテンツ化が進み、職場や家庭でのWebサイトの利用時間は増加したものの、総ページビューは減少傾向という結果も出ているため(ネットレイティングス提供のインターネット利用動向調査「NetView」2008年4月データより)、いつまでに、どのような指標で、どの目標数値を設定するか、サイト全体(コンテンツ)を十分に理解したうえで検討していく必要があります。

持続可能なサイトマネジメントの実現

Webは、リッチクライアントにより、今後5年で高度なUI(User Interface)を実現できるようになり、セマンティック技術の普及により、欲しい情報を今まで以上に効率よく取得できるようになるといわれています。

技術が加速度的に進歩する中で、企業には“持続可能”なサイト運営のために、一貫したサイトマネジメントが求められています。当社では、安定的なサイトマネジメントの実現をお望みのお客様に、「オンサイトサービス」を提供いたしております。当社の実務経験豊富なスタッフ(Webディレクター、Webデザイナー、コーディングスタッフ)が、プロジェクトチームとして貴社に常駐し、Webサイト運営業務全般を代行いたします。

「オンサイトサービス」は、定常的な更新業務にとどまらず、アナリストによるアクセスログ解析、ユーザビリティ・アクセシビリティ担当者による診断およびレポーティング、ライターによる取材・編集など、お客様のさまざまなニーズにお応えする総合的なサポートが特長です。

高い専門性を持つスタッフによる総合的なサポートは、短期的な人材派遣では実現できない高い質により好評をいただいております。
また、当社から担当者が定期的にお伺いして現場の状況を把握、お客様との率直な意見交換を実施しながら継続的な改善を図るとともに、さらに高いニーズにも応えることができるサービスの提供を目指しております。

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