2025年を終えて
代表取締役CEO東﨑 厚広2025年も残りわずかとなりました。
本年を振り返ると、急速なAI普及によるデジタルシフトの加速や、日本社会に久しくなかったインフレ環境、そしてインバウンド需要による街の変化などから、社会は大きな転換期にあることがうかがえます。不確実性が高まり、変化のスピードが増す中、未来を予測しづらいビジネス環境に私たちは立っています。そのような状況下で、「スピードと品質の両立」「決断とチャレンジ」が求められた1年でした。皆さまと共に挑戦し、変革を重ねながら成果を積み上げられたことに、心より感謝申し上げます。
2025年を振り返って
2025年は、ミツエーリンクスにとって『変革の具現化と成長』の年でした。
1月には、社員参加型で2025年から3カ年の中期経営計画を策定。組織改革に着手し、サービスライン単位(開発、UX、アクセシビリティ、ソリューション、保守運用)で再編を行い、分散していた知見を集約しました。これにより、サービスごとの計画的な強化が可能となりました。さらに、次世代開発技術の調査・研究を進めるため、有識者を集めた組織「X-tech」を新設。CTO藤田を中心に、AI駆動開発や次世代CMS対応の研究開発を推進しています。営業組織も大幅に強化し、顧客接点の質を高めました。
また、キャリアパスモデルの整備、人事制度改革(ワークライフバランスや働き方の選択肢の多様化、評価報酬制度)、会計制度の変更など、企業の「OS」をアップデートしました。多くの改革を実務と並行して進めてくれた社員の皆さんには、心から感謝しています。その成果として、現場主導で新しいサービスやソリューションのアイデアが芽生え始め、当社が社員の力と意思で次の時代を創る企業へと進化しつつあることを実感しています。
これらの改革は、中期経営計画の骨子である「カスタマーセントリック」に直結します。お客様の健全なパートナーであり続けるためには、社員が安心してキャリアを築ける環境を整え、新しいサービスと責任ある実行体制を提供できる企業であり続けたいと考えております。
2026年に向けて
前述の改革を着実に進め、その成果をお客様に提供していくことは当然のこととして、来年度は、電通グループとの人的連携をさらに深め、大規模案件への参画や対応力の強化、Web開発プロセスへのAI本格導入を計画しています。未来を見据えた投資を加速し、社員の育成とエンゲージメント強化を通じて企業文化をブラッシュアップして、創業以来の理念である「品質と技術で顧客のビジネスを持続的に発展させる」を次世代へつなげていきます。来年も、お客様・パートナー・社員の声に耳を傾け、変化を恐れず前進してまいります。
最後に
年末年始休業は12月27日から2026年1月4日まで、新年の営業開始は1月5日です。皆さま、良い年末年始をお過ごしください。
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