情報設計(IA)ワークショップ開催

座学と実技の組み合わせで、情報設計の実践に必要な知識とスキルを1日で習得

企業のWeb担当者に求められるスキルのひとつに、情報設計(IA、インフォメーションアーキテクチャ)があります。情報設計とは、平たく言えばWebサイトに掲載するコンテンツを、ユーザーが利用しやすく分類・配置すること。ユーザーが直感的に理解しやすいラベル付けや、必要とするコンテンツに移動しやすいナビゲーションの設計なども含まれます。

しかし、実際には単にユーザーが利用しやすいのみならず、コンテンツを提供する側の利便性も考慮しなければ、優れた情報設計は成し得ません。つまり、ユーザーニーズとビジネスニーズの双方を明らかにしたうえで戦略的に情報設計に取り組む必要があり、そこには一定の専門性が求められます。

本サービスでは、貴社スタッフ向けに、情報設計についての1日ワークショップを企画・開催。Webサイトを題材として、座学と実技(グループワーク)を通じ、情報設計を実践するために必要な知識とスキルを習得していただきます。

サービス概要

当社のインフォメーションアーキテクトが、貴社のスタッフ向けに、情報設計の1日ワークショップを企画・開催いたします。

ワークショップは対面形式とオンライン形式の2種類あり、ご要望に合わせてお選びいただけます。

サービス特長

大小さまざまなプロジェクトに、情報設計の専門家として従事してきた、経験豊富なインフォメーションアーキテクトが、貴社のご要望(貴社スタッフのスキルレベルや人数など)に合わせ、最適なワークショップを企画します。

情報設計のプロセスに特化した内容であり、ビジネスニーズとユーザーニーズのマッチングからワイヤーフレームの作成に至るまで、一連の手順を体系的に学んでいただくことができます。

また、講義形式の座学だけではなく、グループワーク形式の実技の時間も設けますので、翌日からの実務に早速、活かすことのできる構成としています。

実績

KDDI株式会社 バリュー事業本部 新規ビジネス推進本部

「既存サービスやアプリのユーザビリティ調査・テストで発見された問題に対して、情報を整理し、再構築できる力を身につけさせたい」をテーマに情報設計に特化した研修を実施しました。

サイボウズ株式会社 グローバル開発本部

「情報設計を実践するために必要な知識とスキルを体系的に学ぶ」をテーマに研修を実施しました。

NTTレゾナント株式会社 メディア事業部

すでに実践済みであった情報設計を更に高度化するために「情報設計の知識とスキルを体系的に学ぶ」をテーマに研修を実施しました。

朝日新聞社 総合プロデュース室 メディア開発チーム

Webメディア開発メンバーのスキルアップを目的に「Webメディアの企画に活かせる、情報設計の知識とスキルを体系的に学ぶ」研修を実施しました。
また、研修で学んだフレームワークの定着と企画への早期活用を目指し、「立ち上げ予定のWebメディアをお題にフレームワークの実践とレビュー」のフォローアップ会を研修後に追加開催しました。

NTTコミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンター デザイン部門

「情報設計に必要な知識やスキルを体系的に学び、UIのリデザインに活かしていく」をテーマに、オンライン研修を実施しました。

サービス詳細

ワークショップでは、Webサイトを題材に、座学と実技を通じて、一般的な情報設計の流れを一通り体験していただきます。座学で学んだ内容に対する理解を、実技で実際に手を動かしながら深めることで、各プロセスの役割や意義への理解を深めることができます。なお、題材は貴社Webサイトや架空のWebサイトなどにカスタマイズすることも可能です。以下は、ワークショップの構成例です。

1. イントロダクション

情報設計するうえで基礎となる考え方や理論をご説明します。

2. ビジネスニーズ/ユーザーニーズの整理と競合調査

自社、顧客、競合の視点で現状把握・分析をします。特に顧客(ユーザー)を知ることを重視しており、どのような視点でユーザーニーズを整理すればよいかを学んでいただきます。

3. 双方のニーズを達成するために必要な機能・コンテンツの検討

ユーザーがゴールを達成するための最良のストーリーを考案し、それをシナリオとしてまとめていただきます。画面の内容や機能から検討するのではなく、まず最良のユーザー体験とは何か、を検討することが重要です。

4. サイトの全体構造の検討

機能・コンテンツをまとめてサイト構造を作成します。

5. 各画面のナビゲーションや構成要素の検討(ワイヤーフレーム作成)

最後に、これまで取り組んできた内容を基に、ユーザーを態度変容させるには何をどのような順番で伝えるべきかを考え、具体的な画面案(ワイヤーフレーム)を作成していただきます。スケッチという手法を用い、素早く何度も間違えることで、より優れた画面案にたどり着きやすくなります。

  • ワークショップの内容は、定期的にブラッシュアップを行っているため、今後変更になる場合がございます。

サービスフロー

  1. 目的、内容のヒアリング。
  2. ワークテーマの検討(カスタマイズする場合)
  3. 開催日の決定
  4. ワークショップ開催
  5. ワークショップ後の質疑対応

お問い合わせ・ご相談

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