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2019年版Webグローバリゼーション・レポート・カードより上位サイトを発表

(この記事は、2019年2月15日に公開された記事「The best global websites from the 2019 Web Globalization Report Card」の日本語訳です。)

仮で『Webグローバリゼーション・レポート・カード』と題した新しいレポートのために、私がWebサイトのベンチマークを始めたのは、15年前より昔にさかのぼります。最初に発行したレポート・カードで首位に輝いたのは、当時まだスタートアップ企業だったGoogleでした。検索インターフェースは50言語をサポートし、その多くはボランティアの翻訳に依存していました。当時、私が調査したWebサイトのほとんどは、10にも満たない数しか言語をサポートしていませんでした。

思えば遠くに来たものです。先進的なグローバルブランドのサイトにおいては、「平均で」30言語がサポートされています。世界共通の辞書とも呼ぶべきWikipediaなど、上位25サイトにランクインするサイトの大半が30言語をサポートしたのははるか昔のことです。私は週に1度はWikipediaを利用していますが、きっと他の大勢の方々もそうでしょう。Wikipediaは質素にデザインされており、モバイルフレンドリーで、280以上の言語をサポートしています。Wikipediaはコミュニティーによる時間的、資金的な支援に頼っているため、同サイトのサポート言語数は驚異的と言うほかなく、コンテンツやWebサイトのグローバル対応に関して、私たちの取り組みはまだ始まったばかりであることを思い起こさせます。

2019年版Webグローバリゼーション・レポート・カードにおける上位25サイト。1位:Wikipedia、2位:Google、3位:NIVEA、4位:Microsoft、5位:IKEA、6位:Adobe、7位:Philips、8位:Cisco Systems、9位:Hotels.com、10位:Facebook、11位:Siemens、12位:Intel、13位:Uber、14位:Nestlé、15位:Nikon、16位:Volvo Cars、17位:Deloitte、18位:Hitachi、19位:Canon、20位:Booking.com、21位:GoDaddy、22位:Emirates、23位:Church of Jesus Christ of Latter-day Saints、24位:Toyota、25位:Audi

Wikipediaのほかに、今年のレポート・カードにおける上位25サイトにはGoogleCiscoDeloitteNIVEAAdobePhilipsといった常連が名を連ねています。新たに今年ランクインしたのはUberVolvoEmiratesです。

上位25サイトのそれぞれにおいて運営に携わっている皆さんに向け、繰り返し拍手を送ります。言語をサポートすることがどれほど困難たり得るか、経営陣にとっての母語を話す人々のみならず、あらゆるユーザーに向けユーザビリティを確保するためにどれだけ継続的に奮闘しなければならないかを、私は知っています。

今年注目の発見

  • 行動は言葉よりも雄弁です。メキシコとアメリカのあいだの壁やら、欧州連合からのイギリス脱退が話題に上がるいっぽうで、企業はグローバルにリーチを広げ続けています。先進的なグローバルブランドのサイトにおける平均サポート言語数は、32に達しました。これは10年前の倍以上に相当します。
  • スーパーボウルの合間にGoogleがGoogle 翻訳の広告を打ったのは、理にかなっています。インターネットがコンピューターをつなげるなら、言語は人々をつなげます。Google 翻訳は100以上の言語をサポートし、あまたのWebサイトにおいて言語面の「フロントエンド」として機能しています。
  • サポート言語の追加で目立ったのがUber。過去2年で11言語を追加し、今や46言語をサポートしています。
  • 自動車業界でトップに立ったのはVolvoでした。

上位サイトの関係者の皆さん、おめでとうございます。今後数週にわたって、より多くの情報をレポート・カードから紹介しますので、注目してください。

2019年版Webグローバリゼーション・レポート・カード

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