「Global by Design」日本語版

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」の記事を翻訳してお届けします。翻訳の正確性は保証いたしかねますので、必要に応じ原文を参照ください。

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色のトレンド

(この記事は、2021年11月27日に公開された記事「Color trends, country by country, point to #serenity」の日本語訳です。)

Shutterstockは先日、グローバルな色のトレンド予測を発表しました。同社のBlog記事によると、その予測は「世界中からダウンロードされた何百万もの画像をもとに、各ピクセルの色合いを、最近のクリック率(CTR)の実績とともに集計したもの」だそうです。

私が気になったのは、以下に示す国ごとのトレンドです:

ShutterstockのBlog記事で国別に人気のある色を示した箇所の画面キャプチャ

オーストラリアフランスはともに褐色の人気があり、いっぽうインドイギリスではピンクが人気です。そしてスイスは、ブルーで際立ってます。

しかし、Shutterstockが指摘しているように、全体的なテーマは「静けさ」です。

来年は私たちが皆、健康的に過ごしたいものです!


ブラックフライデー:グローバルな小売業の祝日

(この記事は、2021年11月24日に公開された記事「Black Friday: The global retail holiday」の日本語訳です。)

ブラックフライデーは、サンクスギビングデー(感謝祭)の翌日に行われる、米国独自のセールイベントとして誕生しました。今では数日、あるいは数週間にもわたって開催されるようになりましたが、1年で最も慌ただしいショッピングの日となっています。

中国の「独身の日」のように、このショッピングイベントをグローバルに展開するかどうかは、個々のブランドや小売業者次第です。

以下にAmazonのフランス向けとドイツ向けのホームページを示します:

Amazonのフランス向けサイトの画面キャプチャ
Amazonのドイツ向けの画面キャプチャ

これはAppleのフランス向けホームページです:

Appleのフランス向けサイトの画面キャプチャ

さらにAdidasのフランス向けサイト:

Adidasのフランス向けサイトの画面キャプチャ

そして、ドイツのSamsungのサイト(#BlackWeeksというハッシュタグを打ち出しています):

Samsungのドイツ向けサイトの画面キャプチャ

ブラックフライデーを祝うのに、サンクスギビングは必要ありません。

ちなみに私は、ターキーを使わずに感謝祭を祝います(ヴィーガンなので#goVegan)!

カナダの国別コードをもっと利用しましょう

(この記事は、2021年11月19日に公開された記事「.CA: Add more Canadians to your shopping cart」の日本語訳です。)

広告アルゴリズムが国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)、なかでも.CAドメインを私が欲しがっていると考えるのは、時間の問題だったと思います。

そして先日、私は以下に示す広告を偶然、目にしました:

Choose.caへと誘導する広告バナー

この広告はChoose.ca、つまり.CAドメインを管理しているカナダのレジストラ、CIRAの運営するWebサイトにリンクしています。

カナダの顧客にサービスを提供しようと考える企業にとって、.CAドメインの利用が重要である点については、私はレジストラに同意します。以下は、レジストラが掲載している主張で私が全面的に同意するものです:

CIRAのWebサイトからの引用。.CAドメインはSEOに優れ、またカナダ人からの評価が良く、またサブドメインより優れているとあります。

次のグラフに示す通り、2021年版Webグローバリゼーション・レポートカードで扱った150のグローバルWebサイトのうち60%以上が、平均的またはそれ以上に国別コードをサポートしています。

ローカルサイトにおける国別コードのサポート状況をあらわす円グラフ。優れているサイトが30%、平均的なサイトが32%、劣っているサイトが38%を占める。

そしてカナダは、eコマースをサポートする予定の企業にとっては特に、国別コードをサポートする価値においてトップクラスに評価されています。

これは何も、私だけの意見ではありません。eコマースで長年の実績を誇るamazonのカナダ向けのサイトでは、ロゴの横に国別コードが記されています:

amazonのカナダ向けのサイトのヘッダー部分

Webサイトで地図を載せない方が良い5つの理由

(この記事は、2021年11月15日に公開された記事「Five reasons to avoid using maps on your website」の日本語訳です。)

かつてRobert Frostは、「良いフェンスが良い隣人を作る」と書きました。

しかし、地図として可視化されたバーチャルなフェンスについて言うと、「良いフェンス」を作る方法は無いような気がしています。

世界には、紛争中の地域がたくさんあります。また、一見落ち着いて見える地域であっても、実はそうではないかもしれません。

次の事柄について考えてみてください...

私は以前からWebサイト、特にそのナビゲーションに国旗を使うことの問題点について記してきました。

しかし時として、地図はより大きな地政学上の問題を引き起こします。地図の使用を避けることができるなら、そうすべきです。

Webサイトで地図を載せない方が良い5つの理由

  1. 地図は常に変化しています。あらゆる地図に常に目を配る担当者が社内にいない限り、どこかの国境が描き直され、それを見逃してしまうという問題に遭遇するでしょう。
  2. 地図は視覚的、文化的な引火点です。先に述べたように、人々や政治家は、地図を介して行われるちょっとしたことでも自然に反応します。あなたには些細なことでも、他の地域や国の人にとってはそうではないかもしれません。
  3. 地図は本質的に正しくありません。地球を平面上に表現することの物理的な制約から、一部の地域が小さすぎたり大きすぎたりしてしまうのです。メルカトル図法から「オレンジピール」地図(訳註:グード図法のこと)に至るまで、完璧な地図は存在しません。
  4. 地図はWebページを重くします。地図はビジュアル要素です。他のビジュアル要素と同様、「見栄えがする」という理由以外に、それを掲載するには相応の理由が必要です。
  5. 地図には偏よりが含まれているかもしれません。例えば、あなたの.comサイトの訪問者向けに、地図を表示したとしましょう。デフォルトでは、世界のどの地域を表示させますか?理想的には、ジオロケーションを使用して訪問者の居場所に則して表示させます。あるいは、静的な地図をアイコンとして表示したとします。どの地域にどの国が含まれていますか?厳密なルールなどありません。ロシアはヨーロッパに含まれるという人もいれば、アジアに含まれるという人もいます。言い換えれば、地図や地域を表示する際、何らかのバイアスがかかることは避けられないのです。これを事前に知っておくことで、リスクを最小限に抑えることができるかもしれません。
どの国をどの地域に含めるかの表示例

Googleマップを埋め込む場合は?

どうしても地図を載せたければ、GoogleやMicrosoftなどの他の企業に任せましょう。しかし彼らもまた、多くの問題に向き合いながら地図を提供していることを忘れないでください。彼らが地図を作成することのリスクを冒しているからこそ、あなたもターゲット市場に向けリスクを冒して地図を表示させるのです。

Googleマップの表示例

また、地政学的な問題は、自動車メーカーのVWのカーナビのように、意外なところで発生する可能性があることも覚えておいてください。

グローバルナビゲーションのベストプラクティスについては、Webグローバリゼーション・レポートカードや『Think Outside the Country(訳註:日本語訳はグローバルWebサイト&アプリのススメ)』をご覧ください。

独身の日:世界最大のショッピングデー

(この記事は、2021年11月11日に公開された記事「Singles Day: The world's largest shopping day」の日本語訳です。)

数日前の記事で触れたように、独身の日は、その当日である11月11日よりずっと前から始まっていました。正式にそのイベントを迎えたからには、何枚かスクリーンショットを残しておくべきだと思いました。

まず、中国の大手ECサイトであるJD.comは、独身の日の最初の4時間で1億9000万個の商品を販売したと報告しています。以下に示すのはJD.comの中国版ホームページです:

JD.comのサイト

この日は、ファッションやスポーツブランドにとって特に重要な日です。

次に示すのはNikeの中国向けサイトです:

Nikeのサイト

そしてPuma

Pumaのサイト

さらにZARA

ZARAのサイト

テクノロジー企業も、この日を意識しています。MicrosoftはSurfaceのプロモーションしていました:

Microsoftのサイト

DisneyもAlibabaのTmall(多くの欧米ブランドが利用するプラットフォーム)を通じて、この日に特別割引を提供しています:

Tmall上にあるDisneyのサイト

今日はこれから、今まさに開催中のWorld Usability Dayカンファレンスに参加します!

World Usability Day、おめでとうございます!

(この記事は、2021年11月11日に公開された記事「Happy World Usability Day!」の日本語訳です。)

今日は「独身の日」だけではなく、World Usability Dayでもあります。

この日は、真に「世界に通用する」そして「ユーザーフレンドリーな」Webサイトやソフトウェアをサポートすることの価値をより多くの人々が認識するようになるにつれ、今後ますます重要になると思います。

World Usability DayのWebサイトにおいて、より詳しく学んだり、またイベントに参加することができます。

World Usability DayのWebサイト

モットーは「Make Life Easy(暮らしを快適に)」です。

私なら「Make Life Less Frustrating(暮らしからイライラを減らそう)」とするでしょう、その程度しか期待できないことが少なくありませんから。

追伸:World Usability Dayカンファレンスの一環として、グローバルユーザビリティとグローバルナビゲーションについて講演します。ぜひご参加ください。

迫る「独身の日」!多くのWebサイトで準備完了

(この記事は、2021年11月5日に公開された記事「Singles day is coming! On many websites it's already here」の日本語訳です。)

この記事を書いている11月5日の時点で、独身の日(11月11日)まで1週間近くとなりました。

独身の日とは世界最大のショッピングデーのことで、中国で始まりました。Alibabaが普及させ、さらにAmazonのグローバルなリーチのおかげで、急速に世界的なショッピングの祭典となりました。またこのオンラインイベントは、複数の日に渡るものとなっています。

以下に示すNikeのように、中国向けのWebサイトでこの日を宣伝する企業は増えています。

Nikeの中国向けWebサイト

Under Armourも、独身の日向けプロモーションを行っています:

Under Armourのサイト

自動車メーカーだからといって、このイベントに参加できないわけはないですよね?

中国で人気のあるブランド、Buickもこの日に向けて準備を進めています:

Buickのサイト

最後にご紹介するのが、Amazon中国です。

以下に示すようにAmazonは、この日が日本アメリカイギリスドイツでも催されることを明らかにしています。

日本、アメリカ、イギリス、ドイツの国旗がバナーに表示されている、Amazon中国のサイト

いよいよ独身の日です。準備はできていますか?

Information

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米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」より、グローバルサイトWebサイト運用に関する記事を翻訳してお届けします。

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