Google Chrome 151が安定版に
エグゼクティブ・フェロー 木達検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。
Google Chrome 151が安定版になり、デスクトップ版ChromeでWindowsとmacOS向けに151.0.7922.71/.72がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。
本バージョンでは、<usermedia>要素がサポートされました。これは、Chrome 144でサポートされた<geolocation>要素に似て、音声や動画を含むメディアストリームの扱いに関し、その権限処理を仲立ちするものです。詳細は、<usermedia> HTML 要素の導入をご覧ください。
また、CSSでruby-overhangプロパティがサポートされました。このプロパティは、ルビを振る対象とルビの位置関係を制御するためのもので、詳細はruby-overhang CSS プロパティ - CSS | MDNにあります。現状、ChromeのほかにはSafariがサポートしています(CSS property: ruby-overhang | Can I use参照)。
同じくCSSでは、position-anchorプロパティの初期値がnormalに変更され、他のブラウザとの相互運用性が向上しました。normal値は、position-areaプロパティの値がnoneであればnone値として振る舞い、そうでない場合はauto値として振る舞います。詳細はposition-anchor CSS property - CSS | MDNをご覧ください。
アクセシビリティ関連では、WAI-ARIAのaria-actions属性がサポートされています。仕様が固まっていない属性ですが、複数の機能が合わさったUIのアクセシビリティ向上が期待されます。具体的なユースケースについては、Experimental Example of Tabs with Action Buttons | APG | WAI | W3Cをご確認ください。
このアップデートには、ほかにも数多くの修正と改良が含まれています。セキュリティについては、全370件(うち重要度がクリティカル:7件)の修正が加えられました。開発者向けの情報はChrome 151のリリースノートやNew in Chrome 151、またWhat's new in DevTools (Chrome 151)にまとまっています。
次のメジャーバージョン、Chrome 152のリリースは、Chromium Dashによると2026年8月25日の予定のようです。