2004年1月9日 Webサイト構築、マトリックス型Webアーキテクチャのすすめ

代表取締役
髙橋 仁

企業サイトは、企業紹介パンフレット的な役割から、企業活動そのものを活性化させるマーケティング機能として、さらには経営的な効果・効率を図るツールとして、その期待が日増しに高まっています。今回は、Webサイト構築における次世代のWebアーキテクチャである「マトリックス型Webアーキテクチャ」についてお話させていただきます。

Webサイト構築:ヒエラルキー型 Webサイト構造からの脱却

従来のWebサイト構築の設計は、TOPページを頂点とするヒエラルキー(ピラミッド)型といえます。この思想は、TOPページから訪問者が訪れるものだという仮説のもとに成り立っています。このため、TOPページのデザインやTOPページからのナビゲーションに必要以上にこだわったり、TOPページを起点にしたユーザビリティに固執したり、ということが現在まで続いてきました。しかし、時代はすでにこれらの呪縛から開放されています。そこに気づくことが大切です。

その呪縛から開放させてくれたのが、Googleをはじめとする素晴らしい検索エンジンの出現です。これは、「ユーザは、TOPページからではなく、Webサイトの各ページに直接検索エンジンを通じて訪問してくる!」ということを意味します。

アクセスログの、TOPページのアクセス数と減衰率(下層ページにいく確率)をご覧になってください。また、検索エンジン経由のアクセス数、Search Strings(検索された語句)、TOPページ以外へのアクセス率等も、すぐに算出が可能です。

結果、60%以上の訪問者がTOPページへのアクセスであれば、従来のヒエラルキー型のサイト構造といえます。これを、マトリックス型のサイトに変更しますと、TOPページにアクセスしてくる訪問者は20%前後(サイト全体のページ数に影響を受けます)程度まで落ち、80%以上の訪問者が検索エンジンを通じて直接各ページを閲覧してきます。これは、潜在顧客や貴社の社名を知らない方が、貴社のサイトを訪問し始めることを意味し、現状の数倍の訪問者を獲得すること可能にするのです。

「マトリックス型Webアーキテクチャ」の必要性

Webサイトの全コンテンツ数が20-30ページ程度であれば、それほど「マトリックス型Webアーキテクチャ」にこだわる必要はなさそうです。しかし、メーカー系やB to Bの企業様は大概数多くのサービス、商品を持っており、これらを紹介するページすべてを、TOPページからのナビゲーションに頼るのにはとうてい無理があります。そこまで潜在見込み客は我慢強くは有りません。

これをマトリックス型に変換すれば、直接狙いの情報にリーチするだけでなく、TOPページや他のコンテンツ閲覧をはじめ、興味があればコンタクトを取ってくることになるでしょう。

このように、「マトリックス型Webアーキテクチャ」の構造は、貴社の社名や存在を知らない潜在顧客と貴社を、Webサイトを通じて結びつけるものであり、それによってビジネスインパクトを提供するものです。

マトリックス型Webサイトに仕上げる為に

マトリックス型Webサイトにすると、9ヶ月後には訪問者数を2〜8倍程度増やすことが可能です。このために、いくつかの手法を組み合わせながら最適化へとサイトを導きます。また、焦らずに継続的改善活動も必要になります。9ヶ月後には驚くほどの効果を確認することができるでしょう。Webサイトの訪問者数は上がりにくいという難点がありますが、いったん上がりだすと下がりにくいという性質も併せ持ちます。

マトリックス型Webサイトが機能しだすと、持続的に経営効果を出し続けることが可能となるのです。

特に200ページ以上の大型サイトや商品数が多いサイト運用企業様、B to B企業様には効果的に機能します。ぜひ一度ご検討ください。

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