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アクセシビリティチェックツール活用セミナーのご案内

2014年7月18日

取締役
木達 一仁

来る9月9日、アクセシビリティチェックツール活用セミナーを開催することになりましたので、お知らせいたします。

当社は、アクセシビリティチェックツールとして米国Deque Systems社が開発するWorldSpaceのインターフェースを独自にローカライズし、国内向けに販売や運用支援を提供しています。英語版の日本市場投入は2008年に遡りますが、日本語版の提供については、2010年12月に以下の合同プレスリリースを発行しています。

当初の日本語版は、バージョン4系のWorldSpaceをベースとしていましたが、インターフェースをより見やすく・使いやすく刷新し、機能を強化したバージョン5系ベースの日本語版の提供を、今年から開始しています。近くその最新版を英語版・日本語版同時にリリースできる見込みであり、それを機に改めて皆様にWorldSpaceをご紹介したいとの思いから、本セミナーを企画した次第です。

当社セミナールームを会場に企画・開催するセミナーでは、当社社員が講演するのが通例で、本セミナーにおいてもアクセシビリティ・スペシャリストの中村と私が登壇します。しかし本セミナーでは特別に、ゲストスピーカーをお二人お招きしています。ソニーグローバルソリューションズ株式会社のグローバルウェブ戦略企画スペシャリストでいらっしゃる生田智子氏と、Deque Systems社でSenior Vice Presidentを務めるMike Farrell氏です。Farrell氏については、2011年1月開催の同名のセミナー以来、二回目の登壇になります。

生田氏からは「ソニーグループのWebアクセシビリティへの取り組み」と題し、ソニーグループがグローバルで推進しているアクセシビリティ対応について、チェックツールの活用事例を交えながら、取組みや課題についてご紹介いただく予定です。Farrell氏からは、WorldSpaceとその利用事例などについてご紹介いただきます(講演は英語ですが、逐次通訳します)。当社の中村は主にデモンストレーションを担当する予定です。

私はセミナー冒頭、前座として「マルチデバイス時代に求められるWebサイト品質」をテーマにお話させていただく予定です。その答えは、既にマルチデバイス対応における「三本の矢」というコラムのなかで

の三つを挙げているわけですが、本セミナーではアクセシビリティに特化してお話します。昨今、スマートフォンやタブレット型端末に加えて、ウェアラブルデバイス、車載システムなどもWebにアクセスし始めているなか、音声で(スクリーンを介さずに)Webを利用することが一般化する兆しもあります。

さまざまなサイズのスクリーンで一定の見やすさ、使いやすさを担保できる点で、レスポンシブWebデザインが数年前から注目されていますが、現在進行中のデバイスの多様化は既に、スクリーンの表示云々だけでカバーできる範疇を超えています。もちろん、多種多様なスクリーンに対しコンテンツをいかに表示させるかは重要な命題ですが、スクリーンを介さずともコンテンツを利用できるか?といった品質は、今後ますます重要になると考えられます。

従来、障害者や高齢者への対応という側面にスポットが当たることの多かったアクセシビリティですが、誰もが利用できるようコンテンツを実装するという点においてはつまり、マルチデバイス対応と本質的に同義なわけです。その点をご理解いただいたうえで、サイトのアクセシビリティ品質をいかに維持・向上させるかという段において、チェックツールの活用を是非ご検討いただきたく、より具体的なお話へと進行できればと考えています。

ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。