2016年9月2日 「表示パフォーマンス改善」サービスについて

取締役社長
木達 一仁

「表示パフォーマンス改善」サービス、提供開始

2014年3月に遡りますが、私は『マルチデバイス対応における「三本の矢」』というコラムにおいて、Webサイトのマルチデバイス対応に欠かせない3つの要件として、アクセシビリティ、マルチスクリーン・デザイン、高速な表示パフォーマンスの3つを挙げました。

それから2年以上の月日が経ちましたが、「三本の矢」を比喩に用いたこの考え方は、今なお有効と考えています。先のコラムを書いた時点では、残念ながら(アクセシビリティやマルチスクリーン・デザインと違って)表示パフォーマンスに特化したサービスをご提供できていなかったのですが、先月ようやく実現にこぎつけました。それが「表示パフォーマンス改善」サービスです。

サービス提供を開始したのは8月19日のことでしたが、それに先立ってSpelldata社との協業を開始した旨、同社との合同プレスリリースというかたちでお知らせしています。表示パフォーマンスを改善するには、まず正しく現状を知った上で改善施策を検討する必要があるわけですけれども、表示速度高速化に豊富な知見を持つSpelldata社が、そのプロセスを担うためです。

表示パフォーマンスの重要性

Webページの表示速度が速ければ速いほど好ましい、というのは、Web担当者の皆様であれば周知の事実であると思います。普段のWeb利用を通じてそうお感じになる場面が少なからずあるでしょうし(表示の遅いWebサイトは、たとえ目的とする情報が入手できたとしても、イライラされたりしませんか?)、検索サービス大手のGoogleはWebページの表示速度をランキング要因の一つとして古くから利用してきましたので、SEOという観点からその重要性を認識されている方も少なくないでしょう。

しかし、自身の担当されているWebサイトの表示パフォーマンスがどの程度か、そしてそれがどの程度ビジネス上のリスクとなっている(もしくは「なっていない」)か把握されている方は、決して多くないとの印象を抱いています。表示パフォーマンスを把握(より厳密には「計測」)した上で、継続的な改善まで実行されている方となるとますます、少数派ではないでしょうか。

モバイル端末からのアクセスが比較的多い(ないし、モバイル端末のユーザーを主たるターゲットとした)サイトであれば、表示パフォーマンスに配慮した運用が欠かせません。現在ほど通信網が発達していなかった頃には「8秒ルール」と呼ばれる経験則が有効とされ、8秒以内に表示できればユーザーの離脱を防げると言われていました。しかし通信インフラが充実し、かつスマートフォン全盛の昨今において、8秒間も表示を待ってくれるユーザーがどれだけいるでしょうか。正確な把握は難しいながらも、表示パフォーマンスの悪いWebサイトでは、機会損失が数え切れないほど生じている可能性があるのです。

「これから始めるWebサイトの表示高速化」セミナーのご案内

表示パフォーマンスという品質について、現状どれだけ取り組んでいらっしゃるかはさておき、Web担当者の皆様に是非ご参加いただきたいのが、来る10月7日に開催します「これから始めるWebサイトの表示高速化」セミナーです。このセミナーではSpelldata社の代表取締役、竹洞陽一郎氏をお招きして、運用の中で見過ごされがちながら極めて重要なWebサイトの表示高速化をテーマに、じっくりお話しいただきます。

今回、Spelldata社の特別なお取り計らいにより、当日セミナーにご参加いただき、かつ希望された企業様に向け、無料で表示速度の計測診断を提供の予定です(多数の企業様からご希望をいただいた場合には、厳正な抽選を行います)。これから表示パフォーマンスの改善に取り組もうとお考えの方には、またとない絶好の機会になるはずです。セミナーへのお申し込み、ご参加を心よりお待ちしております。