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「Global by Design」日本語版

米国Byte Level Research社の許諾を得て、同社が運営するWebサイト「Global by Design」の記事を翻訳してお届けします。翻訳の正確性は保証いたしかねますので、必要に応じ原文を参照ください。

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閉鎖から2週間が経ったMarriottの中国サイトに学ぶ3つの教訓

(この記事は、2018年1月25日に公開された記事「Marriott in China: Website still down two weeks later (and three takeaways)」の日本語訳です。)

Marriottの中国と台湾のWebサイトは、1月11日前後に閉鎖されました。理由は、以前の記事に書いた通りです。

それから2週間ほど経った今なお、両サイトは内容が空もしくはそれに近い状態のままです。以下は.cnドメインのスクリーンショットですが、私には「メンテナンス」ページのように見えます:

.cnドメインのMarriottのサイト

DeltaZaraMedtronicの各社は、同様の違反を行い謝罪しましたが、現在も中国で営業を続けています。ではなぜ、Marriottはこうも厳しい状況に置かれているのでしょうか?

Marriottの送った、台湾(そして香港やマカオなど)を国として取り扱ったアンケートは、おそらく中国政府の非常に高いレベルにある人々に届いてしまったのでしょう。そうでなければ、外部の人間が決して知ることのできない他の理由があるのかもしれません。

理由が何であれ、それがもたらしているのは経済的な痛手であり、同時に中国でビジネスを行う企業にとって重要な教訓を明らかにします:

是非はさておき、ルールはルールです。これは、私に子供時代を思い出させます。その言葉は、何度も繰り返し私に向けられた印象があるのです。すべての企業は、中国(であれどこの国であれ)でビジネスをするなら、その国のルールに従わなければなりません。もちろん、自国のルールもありますから、話はそう簡単ではありません(台湾問題 - Wikipediaも参照)。

オンラインの旅行代理店(OTA:Online Travel Agency)や他のパートナー企業は、いざという時の頼みの綱としてとても貴重です。ちょっと調べてみたところ、Marriottは中国でのビジネスをOTAを通じて続けています。ホテルや接待業の企業は、収益面を理由にOTAに頼るのを好まないかもしれませんが、そうしたパートナーは危機に陥った時の助けとなるでしょう。

もしあなたの会社が、中国向けのコンプライアンス監査をまだ実施していないなら、今こそ実施すべき時です。私は現在、2018年版Webグローバリゼーション・レポート・カードを制作中ですが、中国によって今にも閉鎖を求められかねないWebサイトについていくつか記しています。これは深刻な状況です。

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