Google Chrome 104が安定版に

取締役 木達

検品に用いている主要ブラウザのアップデートについてお知らせします。

Google Chrome 104が安定版になり、デスクトップ版ChromeでmacOS/Linux向けにバージョン104.0.5112.79、Windows向けにバージョン104.0.5112.79/80/81がリリースされました(Chrome Releases: Stable Channel Update for Desktop)。

New in Chrome 104: Region Capture, Media Queries, Shared Element Transitions, and more!

このアップデートで注目したのは、Media Queries Level 4の2.4.3. Evaluating Media Features in a Range Contextに対するサポートが追加されたことです。これにより数学で用いられる比較演算子、具体的には等号や不等号をメディアクエリの中で利用できるようになりました。例えば従来、レスポンシブWebデザインのために

@media screen and (min-width: 768px) and (max-width: 1024px) {
...
}

のように記述していたところを

@media screen and (768px <= width <= 1024px) {
...
}

のように直感的でわかりやすく記述できるようになりました。Firefoxでは既にバージョン63から記述できるようになっていたとのことですが(New syntax for range media queries in Chrome 104 - Chrome Developers参照)、Chromeが対応したことで等号・不等号を活用する場面は増えるでしょう。

このアップデートにはほかにも数多くの修正(セキュリティに関する修正については27件)と改良が含まれています。開発者向けにはNew in Chrome 104 - Chrome Developersがわかりやすいでしょう。また、新たに追加されたDevToolsの機能については、DevTools の新機能 (Chrome 104) - Chrome Developersにまとめられています。

Chrome 104 - What's New in DevTools

次のメジャーバージョン、Chrome 105のリリースは、Chromium Dashによると2022年8月30日の予定のようです。