辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast「Backlogのアクセシビリティを斬る!」

エグゼクティブ・フェロー 木達

スクリーン・リーダーでBacklogを利用するデモを行う辻(左)と植木氏(右)

本日、秋葉原UDX 4F ギャラリーネクストでBacklog World 2019が開催され、当社アクセシビリティ・エンジニアの辻が、株式会社インフォアクシアの植木氏とセッション『辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast「Backlogのアクセシビリティを斬る!」』に共同で登壇しました。

同セッションは、2007年9月から2011年5月にかけて配信していたアクセシビリティPodcastにちなみ、8年ぶりにコンビを組んだ二人がBacklogのアクセシビリティについて語り合うという企画です。昨年11月のBacklog、スクリーンリーダー向けアクセシビリティの改善を実施 -- 視覚障がいを持つ方もより利用しやすいサービスへという発表が記憶に新しいBacklogですが、改善されたポイントや今なお改善が必要なポイントを、スクリーン・リーダーを用いたデモを通じ具体的に紹介しました。

セッション冒頭のアンケートによると、視覚障害者がPCを使っているところを見たことのある方は来場者の1割だったものの、スクリーン・リーダーの存在についてご存知の方は8割、またその音声を聞いたことがある方は4割ほどでした。アクセシビリティ改善前には、Backlogの一部機能を利用するためにFirefoxで制作者スタイルシートを無効化していたという辻のデモに、会場の多くの方が驚いていたようです。

今後、Backlogはもとより多くのツールやサービスがますますアクセシブルになることで、就労環境の改善や障害者雇用が一層促進されることを期待し、セッションは終了しました。