Deque Systemsが新たなデジタルアクセシビリティのカンファレンス「axe-con」を開催(2021年3月10〜11日)

取締役 木達

(この記事は、2020年8月31日に公開された記事「Deque Systems announces axe-con, a new, digital accessibility conference: March 10-11, 2021」の日本語訳です。Deque Systems社の許諾を得て、お届けしています。翻訳の正確性は保証いたしかねますので、必要に応じ原文を参照ください。)

デジタル領域におけるアクセシブルな体験を構築、テスト、維持するすべてのプロフェッショナルにとって役立つ、無料で複数トラックからなるオンラインイベント

まったく新しいデジタルアクセシビリティのカンファレンス、axe-conについてお知らせできることを、Dequeは喜ばしく思います。

axe-conは、デジタルアクセシビリティを取り扱うオープンでインクルーシブなカンファレンスで、開発者、デザイナー、ビジネスリーダー、あらゆる経験レベルのアクセシビリティ専門家を歓迎します。これはアクセシブルなデジタル体験の構築、テスト、維持に焦点を当てた新しいカンファレンスです。

参加無料のこのオンラインイベントは、2021年3月10日から11日にかけて開催します。現時点で既に登壇が確定している講演者にはVint Cerf氏、Haben Girma氏、Dylan Barrell氏がいます。正式に演題の募集を開始したことで、より多くの講演者の登壇が見込まれます。

登壇者(左から、Google 副社長兼チーフ・インターネット・エバンジェリストのVint Cerf氏、弁護士で障害者の権利が専門のHaben Girma氏、DequeでCTOを務めるDylan Barrell氏)

axe-conにあなたが参加すべき理由とは?

アクセシブルなデジタル体験を構築するには設計、開発、管理、テスト、アクセシビリティ、そしてもちろん法律に関して横断的なチームワークが必要です。axe-conは、この種のイベントとしては初の試みとして、それらのキープレイヤーそれぞれにまつわるトピックを提供します。

axe-conでは、大規模なアクセシビリティへの取り組みをリードする組織のケーススタディ、世界中のテクノロジーリーダーによるベストプラクティスや最新動向などについて講演が予定されています。

axe-conのセッションへの参加は、IAAPの認証における継続的教育(CE)としても利用できます。

トピックには開発におけるアクセシビリティ、デザインにおけるアクセシビリティ、アクセシビリティによる組織的な成功、アクセシビリティのコンプライアンスなども含まれるでしょう。

デジタルアクセシビリティの構築やテスト、監視、維持の方法について興味・関心があれば、参加してください。

参加登録(無料)

著名な専門家による講演のほかにも、バーチャルなネットワーキング、インタラクティブなエンターテイメント、そして人気のあるDequeからの景品をご用意しています。

初年度のaxe-conはオンラインのみでの開催となりますが、安全を確保できる見通しが立てば、将来的にはオフラインとオンラインの双方で開催したいと考えています。axe-conは、コミュニティのスピーカーたちが世界中から集い、誰もがアクセスしやすい体験を創造する、Deque主催のカンファレンスです。

axe-conであなたが講演すべき理由とは?

デジタル領域におけるアクセシビリティを主流とするために、あなたの取り組みを発表してください。私たちは公的機関と民間企業の両方から、エバンジェリストや実務家、先駆者、あるいはアクセシビリティプログラムに成功をもたらした人々を招いて、彼らのストーリーを共有してほしいと考えています。

axe-conでは、持続可能なアクセシビリティをテーマにした講演を募集します。すべての講演はアメリカ東部標準時で行われますが、とりわけ海外の講演者からの応募を歓迎します。すべての講演には参加者向けにキャプションを提供、また使用するビデオソフトウェアはすべての講演者にアクセシブルな予定です。

さらに、axe-conをより良いものとするために、多様なスピーカーの参加を強く求めます。より幅広い #a11y コミュニティからの意見や声に耳を傾けることは、重要です。

講演者は、Webをすべての人にとってより良い場所にすべく協力している、何千人もの参加者に影響を与える機会があります。個人的なインスピレーションの物語であれ、デジタルアクセシビリティの実践的な経験であれ、すべての方が2020年10月23日午後8時(米国東部標準時)までに演題を応募することをお勧めします。

演題募集

DequeはなぜCSUNに代わるカンファレンスを開催するのか?

CSUN Assistive Technology Conference(以下「CSUN」)は偉大な支援技術のカンファレンスであり、またそれを取り巻くコミュニティは素晴らしいものです。

しかしながら、長年CSUNに参加し、スポンサーを務めてきた私たちは、開発者やデザイナー、テスター、ビジネスリーダーなど、アクセシブルなデジタル体験を構築し、管理しているチームに特化したコンテンツの必要性を耳にし、また気づきを得ました。もはや、100人しか参加できないスポンサーシップルームだけでは、そのニーズを満たすことはできません。このことは、CSUN 2020のすべてのセッションを対面式からバーチャルに移行するという苦渋の決断を下したとき、いっそう明らかになりました。移行の結果、これまでで最もインパクトのあるアクセシビリティカンファレンスとして、何千人もの方々に参加いただけたのです。

私たちはアクセシブルなデザイン、開発、戦略、コンプライアンスに関心のある人々に専用のトラックを提供し、無料のバーチャルカンファレンス「axe-con」でその巨大なニーズを満たすことを望んでいます。

axe-conをCSUNと同じ週に開催するのは、CSUNに参加するための時間を例年確保されている多くの方々に向け、その時間を有効に使っていただくためです。今年については、CSUNとaxe-conの両方に参加される方が多いと予想しますが、私たちはそれを歓迎します。

「axe-con」という名前の意味は?

axeという名前は、よく知られたDequeのオープンソースプロジェクト、axe-coreから来ています。これまでに何千万回もダウンロードされており、自動化されたアクセシビリティテストルールのデファクトスタンダードとなっています。世界中のChromeブラウザすべてのインスタンスに組み込まれており、Webやモバイルアプリがアクセシブルかどうかを判断するために、トップクラスの企業や組織で広く利用されています。プロジェクトの背後にあるコミュニティからの反応やサポートは、このカンファレンスを含むすべてのDequeの取り組みのインスピレーションとなっています。

私たちはまた、axeがアクセシブルな体験(accessible experiences)というフレーズと同義であると考えています。

axe-conのカルチャーについて

私たちは、axe-conの行動規範に非常に真摯に従います。私たちの目標は、アクセシビリティコミュニティの期待に見合ったインクルーシブな標準を維持することです。イベントへの参加や講演、スポンサーを評価する際には、すべての方がaxe-conカルチャーのこの重要な側面を尊重することを期待します。

私たちは、axe-conのコンテンツや体験をデジタル的にアクセシブルとなるように努力します。参加者、講演者、スポンサーの皆様には、axe-conのカルチャーの核となるこの側面を維持するためのご協力をお願いします。

axe-conはまた、アクセシビリティをもっと「アクセシブル」かつ主流とするために、参加者全員に無料で公開することに努めます。あらゆるサイトをアクセシブルにするという目標に取り組むには、アクセシビリティのコンテンツが広く普及し、またアクセシブルでなければなりません。