新しいGitHubベースシステムにおけるMDN日本語版の翻訳が凍結解除

アクセシビリティ・エンジニア 中村(直)

先月にMDN日本語版の覚え書きでMDNの翻訳版が凍結されていたことをお伝えしましたが、先週末にMozilla HacksのMDN localization in March -- Tier 1 locales unfrozen, and future plansという記事で、日本語版を含むいくつかの翻訳版の凍結が解除されましたことがアナウンスされています。

翻訳版のMDNのレポジトリーはmdn/translated-contentになります。基本的にはこのレポジトリーに対してPull Requestを出せば、翻訳ができることになります。公式の作法としては、このレポジトリーにあるREADME.mdのとおりですが、日本語コミュニティの情報については(システム移行前からの)従前のとおり、mozilla-japan/translationに情報がまとまっています。MDN Web Docs ドキュメント翻訳の始め方が参考になるでしょう。ただし、このWikiページ自体が、前のシステムの時代から存在していたものであるため、若干の読みにくさがあるのは否めません。それでも、必要とする情報が日本語で読めるというのはありがたいことですね。

新しいMDNのシステムはこの記事のタイトルにもあるとおりGitHubベースです。以前のMDNのシステムでは任意であった翻訳のレビューについては、システムの移行に伴って、日本語チームによるレビューが必須となりました。これにより、すぐに翻訳が反映されるということはなくなってしまいましたが、レビューを通じて翻訳作業による誤りを指摘してもらえることになるわけではあり、翻訳の作業者にとっては心強いでしょう。

MDNの既存の日本語版に誤字を見つけてしまった、MDNで翻訳されていて欲しいと思っていたページが英語のままであった、システムが変わったと聞いて久々に来てみた、これまで翻訳はしたことがないけれどもこの記事を読んでほんの少し興味が湧いた、時間があるので手を動かしてみたい、などという読者の方は、これを機にMDNの翻訳作業を行ってみてはいかがでしょうか。筆者も時間を見つけてPull Requestを作成したいと思います。

なお、日本語コミュニティでは定期的にミートアップが開催されているようです。直近では4月17日(土)開催のものがあるとのことで、コミュニティの先達に必要な事項を教わりながら作業をしたいという方にはよいのかもしれません。