(この記事は、2016年11月7日に公開された記事「The world's biggest shopping day is November 11th」の日本語訳です。)

11月11日に催される、一日限りのeコマースの祭典を考案したのは中国のAlibabaであり、同社はそれを国外にまで広めつつあります。

Tmallのサイトのヘッダー部

たった一日のイベントであるにもかかわらず、事前のプロモーションは非常に活発です。

brandchannelによればAlibabaは今年、国外にまで規模を拡大することで、新記録を打ち立てるつもりのようです。同社の長期的なゴールは20億の買い物客であり、その達成のためには中国本土の外に目を向けるほかありません。今年、同社のスポークスパーソンとして、Katy Perryが選ばれました。

Tmallのサイト

Amazonは最近、中国でPrimeをローンチしましたが、Alibabaと比べるとまだまだです。

Costcoは、数年前からAlibabaのパートナーであり、350万ドルの売り上げを2年前に記録しています。同社のTmallにあるホームページをご覧ください。Costcoは中国向けサイトを開設してすらいません。ただ、それと同じ位置付けでTmallに出店、サイトを運営しています。Tmallの利点は、強力なファイアーウォールを迂回して、中国国内でホストされることです。そしてまた、Alibabaによるマーケティングやサポートがあらかじめ組み込まれています。

さて、果たしてアメリカでこの「独身者の日」は流行るでしょうか?

ことeコマースに関して言えば、私は何だって可能性はあると思います。私たちアメリカ人は、どんな機会であれ買い物を好みます。おそらく、ブラックフライデーからの反感を増しながらも、いずれはブラックフライデーに次ぐ規模のショッピングデーとなることでしょう。

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