【GA4】ユニバーサルアナリティクスで作成したイベントの移行

アナリスト 深堀

GA4のイベントトラッキング

GA4には、ユニバーサルアナリティクスで参照できていたディメンション(分析軸)である「イベント カテゴリ」「イベント アクション」「イベント ラベル」が存在しません。そのため、ユニバーサルアナリティクス時代で追加したカスタムイベントを、そのままGA4では同じように取得することはできません。

ただし、設計次第でユニバーサルアナリティクス時代と同じようなイベントを構築することが可能です。 下記のような設計を行います。

GA4とUAの比較表

イベント カテゴリで取得していた値を「イベント名」 イベント アクション、ラベルで取得していた値は、カスタムパラメータをそれぞれ作成し格納します。

また、GA4で設定したカスタムイベントは通常のレポートで表示されないため、「探索レポート」で以下のような閲覧用の集計レポートを作ります。

カスタムイベント用のGA4探索レポート

上記の対応を行うことで、ユニバーサルアナリティクス時代と比較的近い形でイベントレポート(ユニバーサルアナリティクス上の「上位のイベント」レポート)を再現することができたかと思います。

関連情報:「既存のタグを使用してデータ収集」

「Google アナリティクス 4 プロパティの設定アシスタント」から「新しい Google アナリティクス 4 プロパティの作成」を選択した際、「既存のタグを使用してデータ収集を有効にします。 ただし、タグのカスタマイズは移行できないため、 データ収集に与える影響を考慮する必要があります。」というチェックボックスがあります。

この機能は、現在すでにサイトに埋め込まれているタグを使用して、GA4のデータ収集を行うもので、オンにすると新しいGA4プロパティにデータが収集されます(最長で30分程かかることがあります)。対象のタグは「gtag.js」です。

  • analytics.js を利用していた場合
  • GTM経由でアナリティクスを実装していた場合
  • CMS経由で配信されたアナリティクスタグが、gtag.jsではない旧世代のもの

上記の場合、この機能は利用できません。

既存のタグを使用してデータ収集

GA4新規設計、ユニバーサルアナリティクスの設定移行対応について

GA4では、ユニバーサルアナリティクスとは異なる前提で設計されており、今まで使えていた分析軸や指標が使えない部分が目立ちます。別のツールと考えたほうがよいでしょう。 ご紹介したように工夫次第で使いやすいように改善できる余地もありますし、アップデートで分析軸や新機能が追加されたり、これからどんどん使いやすく進化していくものと思います。

ミツエーリンクスでは、現在の計測状況に応じて、GA4を現時点でどのように設計するのがベターなのか、現在ご利用いただいているGA設定を精査した上で、最適な設計と、移行プランを提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

参考サイト