「うぇぶなう!Vol.8 Web業界の最前線×クリエイターが生み出せる"新しいWebの価値"」開催レポート
エグゼクティブ・フェロー 木達専門学校とWeb制作会社の共催イベント「うぇぶなう!」は、12月12日に8回目の開催(Vol.8)を迎えました。今年のサブタイトルは「Web業界の最前線×クリエイターが生み出せる"新しいWebの価値"」です。

昨年のVol.7に引き続き会場となったのは、東京電子専門学校。同校に加え日本電子専門学校、大阪ECCコンピュータ専門学校、神戸電子専門学校、清風情報工科学院、横浜デジタルアーツ専門学校の各校より学生・教職員の皆様、また新卒入社社員として専門学校生を迎えてきたWeb制作会社の皆様に、ご参加いただきました。
トークセッション
トークセッションに先立ち、制作会社にお勤めの皆様が、学生の皆さんに向け壇上から自己紹介をしました。自己紹介の最後で、進行役の方から投げかけられる質問にお答えするのですが、私は最近のできごととして神戸で参加したW3C TPACに触れていましたので、TPACではどのような話が聞かれたか?といった質問をいただきました。
自己紹介が一巡して、いよいよトークセッションの本編がスタート。学生の皆さんから寄せられた各質問に対し、登壇者の中から3名が答えるというものです。私に向けられた質問は「AIが何でもやってくれるが、私たちクリエイターの価値はなんですか?」で、全体を通じ最初の質問ということもあり、いきなりの難問に正直とても戸惑いました。

社会的、業界的にAIが非常にもてはやされている昨今、ポジティブな面に偏った見方がされがちです。しかし、AIの利用に伴い効率や生産性が向上する裏で、制作物の品質や成長の機会などが犠牲になっているかもしれません。何事にも長所・短所はつきものであって、ネガティブな面にもしっかり目を向けAIを捉えることが大切、といった趣旨のお話をしました。
座談会
参加各校から混成で7〜8名ずつグループ分けされた学生の皆さんに、制作会社の方が1人ずつ加わって20分間の質疑を行うのを3セット、座談会では行いました。私も、Mac派かWindows派か?といったカジュアルなものから、AIによって制作会社の採用人数は減少する?という核心に迫るものまで、実にさまざまな質問をいただきました。

企画が不得意で......という悩みを打ち明けてくださった方には、いったんWebを忘れよう、とアドバイス。企業にとってWebサイトの構築・運用は目的ではなく手段であり、何よりまず企業が解決したい課題と正面から向き合い、しっかり理解する必要があります。同じ方から寄せられたプレゼンのスキルのお悩みには、とにかく場数を踏みましょう、とお伝えしました。
個人的には定番と感じる「学生時代のうちに取り組んでおくとよいこと」についても質問されました。私は決まって、基礎知識を習得すること、どんな内容・規模でもよいので実際にWebサイトを企画・構築・公開し、アクセスを解析のうえ改善し、その結果を把握するといった一連のプロセスを経験することの2点を挙げています。この日も、同様のお話をしました。
座談会の時間のまとめとして、どのようなお話があったかをグループごとに発表していただいたのですが、どのグループにおいても充実した座談会であったことが窺い知れる、素晴らしい発表内容でした。私自身も、さまざまな学びや気づきを得ることができた、貴重な機会であったと思います。
最後に

数字の「8」は、漢字で書くと末広がりの「八」であり、縁起が良いとされています。まさにその通りで、うぇぶなう!Vol.8は、将来のさらなる盛り上がりを期待させる内容であったと感じます。
気が早いかもしれませんが、いよいよ2桁、Vol.10の開催も視野に入ってきました。継続することの意義や価値をしっかり見つめつつ、Vol.10に向けた布石としての来年のVol.9を、今から楽しみにしたいと思います。
本イベントでご一緒させていただいた学生の皆さん、教職員の皆様、そして制作会社の皆様に、この場を借りて厚く感謝申し上げます。ありがとうございました。