2006年4月7日 ミツエーらしいCSRを求めて

代表取締役
髙橋 仁

景気がようやく上向き、社会が次第に明るさを増しているように思えます。弊社においても無事16期を終え、17期に突入いたしました。ひとえに、ミツエーリンクスを取り巻くステークホルダー皆様のご支援ご鞭撻のおかげでございます。深くお礼申し上げます。

まだまだ中小企業ではありますが、トップとして、社を持続的発展へとどのように導くか? 営利法人として営利性(対外活動によって得た利益を構成員に分配することも含む)をどのように達成すべきかは常に考えるところではありますが、反面、私自身の心の中ではもうひとつの課題に取り組まなければならないと常々考えています。

いちから始めた創業者であればこその思いかもしれませんが、私の場合、「私は幸運だった」「社会環境がその幸運を提供してくれた」「社内外のすばらしい人材に恵まれ、支えられた」という思いが非常に強く、このことを忘れては、社の今後の発展はあり得ないと感じており、その感謝の思いを何らかの方法で形にしなければならないと。

CSR(企業の社会的責任)活動のきっかけ

たまたま自社のプロセス改善のために活用させていただいたISO9001から始まり、その周辺に多くのマネジメントシステムがあることを気づきました。これは面白いと思い、気づいてみればこれ以上ないのでは・・・と思うぐらいの数のマネジメントシステムを社内に導入。いざ、すべてを導入してしまうと「最後に残るのは『人の良心』ではないか?」と思うようになり、ECS2000(倫理法令遵守マネジメントシステム)を活用しようと思い、その延長線にCSR(企業の社会的責任)が存在していることが分かり、着手し始めたというのがミツエーリンクスのCSRです。非常に自然の成り行きであったし、それ以上でも以下でもなかったというのがミツエーリンクスのCSR活動の始まりといえるでしょう。

閉塞感

現在、ミツエーリンクスは、ISOの基本的考え方であるプロセスマネジメントという独自の手法を使いCSR活動を実施しています。自社のCSRを定義し、7つのマネジメントシステムの活動報告を四半期ごとに公開する実施スタイルを取っています。また、社会貢献活動においても定期的に行っており、年間結果報告は、CSRサイトにてまとめています。

しかしながら、最近、特に社会貢献活動においては閉塞感を感じており、「これでいいのか?」と自問し始めています。1年前、「社会貢献活動の最終形は個々の自主的な行動ではないか?」と思うようになり、その環境を提供しようと、人事制度にて「社会貢献有給制度」を導入してみました。しかし、それでも納得ができる状態ではありません。また、大きな災害で世間に注目されているからと言って、支援金や義援金を提供したところで、それは誰のためなんだ?ということが自分自身に対する問いです。そのようなことはわれわれでなくてもできるのでは?とも。

もっと小さく狭い範囲であってもテーマを決めて、持続的活動ができ、支援がどのような結果をもたらし、どのような未来を予測することができるか、われわれの目で確認でき表現できるものが、ささやかではあってもミツエーらしいCSRにおける社会貢献活動ではなかろうか、と。

アフリカへ

そんな思いの中で、近日、東アフリカのある国に出発します。ある施設を訪問するためです。何かミツエーらしいCSRの形を発見できたらと思っています。

また、これらの活動から学んだことを、社内においては新たなビジネスに、また顧客企業様のCSRサイト等のためのソリューションに活かしていければと考えています。

今期も、独自の手法でチャレンジャブルに活動して参ります。顧客企業様におかれましては前期同様、ご支援ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

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