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視聴者に、より伝わる動画を作るために

2019年5月10日

映像部
齋藤 美佳

情報を整理する

当社では映像制作をサービスとしてご提供しており、用意されたシナリオで撮影や編集を行うこともあれば、提案やシナリオから制作をすることもあります。いずれの場合でも、最も重要な工程は、制作に入る前の情報を整理する段階です。

シナリオから作る場合、『なるべく多くの情報を伝えたい』というご要望をいただくことがあります。しかし、たくさんの情報を詰め込んだ動画は漠然とした内容で尺が長くなります。尺が長ければ途中で見られなくなったり、そもそも見る前に「長いから見ない」と思われてしまうことがあります。意図も伝わりにくくなり、結果的にターゲットに見てもらえない、伝わらない、効果が無いものとなってしまう可能性があります。

情報を確実に整理しておくことで、それらが制作を進めるうえでの指標となり、たくさんの情報を詰め込まずとも、視聴者により伝わる動画にすることができます。

情報を取捨選択し、優先順位をつける

私が考える情報の整理とは、まず

  • 動画の目的(誰に何を伝える動画なのか)
  • その目的のために伝える情報

の2点を明確にすることです。

『製品のメリットを伝える』『リクルート向けに会社の情報を伝える』など目的はお客様によって様々です。前者であれば製品を買ってほしい人々、後者であれば学生が主なターゲットとなります。そういったターゲットに「何をどうやって訴求するか」という目的を達成するための情報をしっかり見極め、内容を詰めていくことが重要です。

視聴者に伝わる動画にするには、情報に優先順位をつけ、時には捨てることも重要です。「この動画の目的は何か」「その情報は視聴者にとって本当に大事なことか」という軸に立ち返りながら内容を詰めていくことで、届けたい視聴者に向けたより最適な動画が仕上がり、視聴者にとってもポイントが伝わりやすいものになります。

目的やターゲットは編集作業でも指標に

目的やターゲットは、編集作業時においても指標になります。

「デザインやイラストのテイストは目的に合っているか?」「ターゲットに伝わりやすい画面になっているか?」など、常に基準に立ち返って確認ができるため、成果物として整合性のとれたものを作ることができます。

人間の脳は一瞬で好みを判断する

また、小さな配慮をすることで視聴者により伝わる動画になります。

人間の脳は一瞬で好みを判断すると言われており、動画についても同じく冒頭の数秒が重要です。シナリオを作る際には『誰のための何の動画なのか』が伝わるタイトルにすること、また早い段階で結論を一度伝えるようにしています。YouTuberの動画によくある『〇〇〇やってみた!』というタイトルもその一例です。どんな内容なのか一目瞭然で、視聴者はスムーズに動画の内容に入っていくことができます。

テロップの付与も小さな配慮のひとつです。スマートフォンなどで音が出せない環境で動画を再生する人もいるため、テロップによって音声がある場合と同等の情報が得られるようにしておくことで、より理解しやすい動画にすることができます。

アクセシビリティの点から見ても、テロップにより全ての人に平等に情報が伝えることができるため非常に効果的です。近年では東京五輪の影響もあり、アクセシビリティに配慮したコンテンツの需要がより高まってきていると感じます。

動画活用セミナーを開催します

日々の業務では、こういった細かい点も十分に配慮しながら、より“伝わる動画”を提供させていただいています。

このような動画制作のポイントをご紹介するセミナーを6/14に開催しますので、これから動画制作を考えている方、動画に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。