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axe-core 3.4がリリースされました


アクセシビリティ・エンジニア 畠山

axe-core 3.4.0がリリースされました。

つい先日axeのブラウザー拡張機能にベータ版の新機能が登場したことを本ブログでご紹介したばかりで、こんなにすぐにまた新しいニュースをお届けできることを嬉しく思います。

axe-coreについては、以下の記事もあわせてご参照ください。

本記事では、axe-core 3.4の変更点をいくつかご紹介します。

ローカライゼーション

axe-core 3.4から、さらに使用可能な言語が増えました。現時点では、以下の6つの言語を使用できます。

この中でもスペイン語とポルトガル語(ブラジル)は新しく追加された言語です。日本語訳に関わる一員として、使用可能な言語が増えていくことはとても喜ばしいです。

新ルール:aria-roledescription

aria-roledescriptionという新しいルールが追加されました。

これまでaria-roledescriptionという属性に関するテストは、aria-allowed-attrというルールに含まれるテストで実施されていました。個別のルールとして追加されたことで、より正確にaria-roledescriptionに関するテストを実施できるようになります。

廃止されたルール

axe-core 3.4からは、以下の3つのルールが廃止されました。

checkboxgroupとradiogroupは、関連するチェックボックスやラジオボタンをグループ化することを求めるルールです。このルールではグループ化にfieldset要素を用いることを推奨していましたが、他の方法がより適している場合もあるため、axe-coreが不正確な結果を報告しないよう廃止したとのことです。

video-descriptionというルールはvideo要素にtrack要素による音声解説をつけることを求めるルールです。映像などのメディアコンテンツに音声解説が必要であるという前提は変わりませんが、ブラウザーによるtrack要素のサポートが不十分であるため、今回廃止となりました。

これらの廃止されたルールはaxe-core 3.4の時点ではデフォルトで無効化されています。また、axe-core 4.0からは完全に削除されるそうです。

まとめ

axe-coreはオープンソースで開発されており、今も世界中の方々が貢献しています。興味のある方はぜひ貢献してみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した点以外の変更については、axe-core 3.4.0のリリースノートをご確認ください。

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