アメリカの小売業大手Targetは、社史年表に付加価値の高いデザインを施し、歴史的な広がりと充実したコンテンツとのバランスを取っています

(この記事は、 Bowen Craggs社のWebサイト「Our thinking」において2022年5月31日に公開された記事「Target : A new kind of online company history」の日本語訳です。)

Screen capture of Target's timeline

The Feature(特筆すべきこと)

アメリカで1800以上の店舗を運営している総合ディスカウントチェーンTargetは、社史の年表に斬新な工夫を施しています。

年表では、リーダーの採用、ブランドの立ち上げなど、節目となる出来事の紹介に加えて、1960年代以降の各年代に「当時Targetの店舗は、どのようなものだったか」というコンテンツを置き、幅広い訪問者の興味を引く店舗の画像を、カルーセルで表示しています。

画面の左上にあるフィルターも革新的で、訪問者は店舗、サステナビリティ、事業の進捗など、特に興味があるトピックだけを掘り下げることができます。また、時間がなく重要なエピソードだけを知りたい訪問者は、「Tour the key highlights (主要ハイライトを見学する)」というコンテンツで概要を読むことも可能です。

タイトルは太字で読みやすく、説得力があります。また、多くの項目に選択肢があり、うまくデザインされたオーバーレイの中を読んだり、ストーリーを含む関連コンテンツへのリンクをたどり、さらに深く掘り下げて読んだりできます。

つまり、訪問者にまず全体像を見せて、訪問者が望み通りに情報を正確に掘り下げられるようにする、という原則に基づいてページを構築しています。

The Takeaway(ここから得られる知識)

多くの社史年表は、時系列でページが長くなっていて、読もうとしている訪問者を圧倒することがあります。

また、企業の特定のストーリーに焦点を当てすぎて、その他の出来事が非常に簡潔になってしまい、一部の訪問者は「役に立たない」と感じることもあります。

Targetの社史年表は、歴史的な出来事を広く網羅しつつ、訪問者自身が情報量を選べるよう工夫しています。

豊富な情報、使いやすさ、質の高い文章を兼ね備えた社史年表は、訪問者に負担をかけることなく、Targetが掲げるコミュニケーションの目標達成をサポートしています。

また、Targetは近年の社史を巧みに紹介しています。対して、多くの企業は、何が本当に歴史的な出来事なのかを、リアルタイムで見極める(そして社内のコンセンサスを得る)ことが難しく、苦労しています。

もし、企業の沿革をより良くアピールすることが貴社の課題であるなら、Targetの社史年表は一見の価値あり、と言えるでしょう。

https://corporate.target.com/about/purpose-history/History-Timeline?era=2

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